2022年12月08日11時30分 / 提供:マイナビニュース
おやつやパン作りに人気の「米粉」、実はおやつだけでなく、唐揚げの衣やスープのとろみづけなどにも活躍します。扱い方を知れば、もっと活用できるもの。
今回、米粉料理家・管理栄養士の中村りえさんによる、米粉を使ったおやつ、パン、おかずなどのレシピ集『米粉のおやつとおかず』(宝島社刊)より、オススメのレシピをご紹介します。
全5回の連載、第4回は「基本の旨うどん」です。
○材料(2人分)
〈米粉うどん〉
A_米粉 … 130g(富澤商店 パン用米粉 ミズホチカラ)
A_片栗粉 … 40g
A_塩 … 小さじ1/4~
熱湯 … 120ml~
打ち粉(米粉) … 適量
油揚げ … 1枚
B_水 … 50ml
B_しょうゆ、みりん … 各大さじ1
B_砂糖 … 小さじ1/2
C_だし汁 … 600ml
C_しょうゆ、みりん … 各大さじ2
小ねぎ(小口切り)、七味唐辛子(お好みで)… 各適量
○作り方
【1】ボウルに[A]を入れて泡立て器で混ぜる。
【2】 1に熱湯を加えてゴムベラで混ぜ、さわれる温度になったら手でひとまとめにする。生地がまとまりにくいようであれば、熱湯を足す。※熱いので注意してください。
【3】まな板の上に打ち粉(米粉)をして、2をめん棒でのばして3~5 mm の厚さにする。
【4】包丁で好みの太さに切る。
【5】沸騰した湯で4をゆでる。浮き上がってきたら、ザルに上げて流水で洗う。
【6】油揚げを横半分に切ってから斜めに切る。小鍋に油揚げ、[B]を入れて中火にかけ、煮汁がなくなるまで煮詰める。
【7】別の鍋に[C]を入れて中火で熱し、ひと煮立ちさせる。
【8】器に5、6を入れる。7を注いで小ねぎを散らし、お好みで七味唐辛子をふる。
○POINT
薄くのばすとちぎれやすくなるため3~5 mm の厚さを目安にしてください。
折りたたむとくっついてしまうので重ねずに切ります。
生地がベタつく場合は米粉を、まとまらない場合は熱湯を足してください。
○『米粉のおやつとおかず』(宝島社刊)
米粉料理家・管理栄養士の中村りえさんの米粉を使ったおやつ、パン、おかずなどのレシピ集。
作りやすさNo.1、グルテンフリーレシピ 73品。
米粉は小麦粉や片栗粉の代わりに使うことでもっちり、カリカリ、ふわふわ新食感のおやつやおかずが作れます。米粉だからおいしい! をぜひ体験してみてください。
2022年9月28日発売、価格1,320円、AB判・96ページ。
宝島社『米粉のおやつとおかず』
Amazon.co.jp『米粉のおやつとおかず』
中村りえ なかむらりえ 米粉料理家/管理栄養士。大手食品メーカーで商品開発や、健康保険組合でのセミナーの企画や広報に携わり、独立。レシピ開発、コラム執筆、メディア出演など幅広く活躍中。家族のアレルギーをきっかけに米粉に出合い、そのおいしさに魅了される。日本人の米離れの深刻さを学んだこともあり、米食の素晴らしさを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉料理家として活動をはじめる。 この著者の記事一覧はこちら