2022年11月12日00時00分 / 提供:マイナビニュース
Windows 11に仮想化プラットフォームをインストールし、古いOSの確保や検証環境として使われる方は少なくない……はずである。今回「短期間でWindows 11を検証したい」方にお薦めしたいのが、「Windows 11 development environment」だ。以下の構成が含まれている。
体験版Window 11 Enterprise(2023年1月10日まで)
Visual Studio 2022 Community Edition
WSL 2 with Ubuntu installed
Windowsターミナル
開発者モード有効化
ストレージイメージ(VHDXなど)で配布されており、Hyper-Vの他にVMware、VirtualBox、Parallelsでも使用可能。特筆したいのは、Windows 11のシステム要件をスキップできる点だ。これならISOイメージファイルから環境を作るより簡単だ。
なお、Windows 11 development environmentは英語環境のため、必要ならば日本語の言語パックを別途インストールするとよい。利用期間は2カ月程度だが、開発者やOSの動作検証を行う方には十分だろう。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら