東北大学新青葉山キャンパス(仙台市青葉区荒巻)に建設されている次世代放射光施設(愛称:Nano Terasu、図1)は、2023年内(令和5年度)の稼働に向けて、最終段階に入り、中核設備となる加速器やビームライン設備の最終設置・調整工程に入っている。最終設置・調整工程に入り、ほぼ完成した姿になったことから、10月19日には仙台市民向けの見学・講演会を開催し、そのイノベーション創出拠点としての存在意義などを解説した。
注1:東北大に建設中の次世代放射光施設の愛称は2022年6月に「Nano Terasu」と決定され、2022年11月現在はそのロゴマークを募集中