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毎日5,000歩で楽天ポイントをゲット、「楽天ヘルスケア」は確実に“稼げる”

2022年11月09日12時30分 / 提供:マイナビニュース

楽天が「楽天ヘルスケア」でウォーキングアプリに参入した。最大の特徴が、毎日規定の歩数を歩くと楽天ポイントがもらえること。何らかの商品と交換できる可能性のある独自のマイルやポイントではなく、楽天ポイントがダイレクトに付与されるのは大きな魅力といえる。今から参入してどれほどのユーザーを獲得できそうか、使い続ける価値はあるか、その実力を試すべく使ってみた。

1日5,000歩を達成するとポイントが当たる「ラッキーくじ」に参加できる

日々のウォーキングでポイ活できるウォーキングアプリは、2021年から「Miles」「ANA Pocket」「トリマ」などのアプリが続々と登場し、一気にブームとなった。そのウォーキングアプリに、楽天が「楽天ヘルスケア」で2022年10月12日に参入。先行のアプリと比べるとかなりの後発となるが、“ポイ活”の効率はなかなか良いのではないかと感じた。

「楽天ヘルスケア」でポイ活するためには、1日に5,000歩以上歩いて「デイリーチャレンジ」を達成しなくてはいけない。5,000歩以上歩くとチャレンジ達成となり、翌日中(0:00~23:59)に楽天ポイントが抽選で当たる「ラッキーくじ」に参加でき、運がよければポイントが獲得できる仕組みだ。初回のみ、3日連続でデイリーチャレンジを達成すると、ラッキーくじがプラス2回引ける。7日連続で達成すると、プラス3回くじが引ける特典を用意する。こちらは何度でも挑戦可能だ。

「ラッキーくじ」では、いまのところ1ポイント、5ポイント、10ポイントのいずれかが獲得でき、何ポイント獲得できるかはその時の運次第。ハズレもあるようだが、今のところハズレが出たことはない。

5,000歩をクリアするためにウォーキングが習慣に、くじの引き忘れには要注意

通勤を伴うオフィスワークの人なら1日5,000歩はたやすいかもしれないが、筆者のようにテレワークが多いと、5,000歩を達成するのは大変。5,000歩は距離にすると4kmくらいで、筆者の最寄り駅の場合なら1駅分を往復するくらいの距離感だ。

ということで、最初はなかなか5,000歩が達成できなかった。外出した日は達成できても、連続で達成するのに苦労した。そこで考えたのが、家の中の歩数も「Apple Watch」でしっかり計測することだ。トイレに行ったり、コーヒーを淹れに行ったりと、テレワークでも意外と動いているもの。平均すると、1日1,500歩くらいの歩数は自宅内でも稼げた。

これに買い物や外食などの外出を加えると、1日5,000歩がなんとか達成可能に。足りない時は、テレビを見ながら足踏みするなどして歩数を稼いだ。

「Miles」や「ANA Pocket」はGPSで移動を計測するので、屋外での移動がマストとなる。一方、「楽天ヘルスケア」の場合は歩数のみを計測するので、自宅内でもカウントが可能なのだ。

このように苦労してデイリーチャレンジを達成したのに、翌日中のくじ引きをうっかり忘れたことも2回あった。そこで、毎朝起きたらくじを引くことを習慣づけた。
MilesやANA Pocketなどの競合アプリと比べても効率よく“稼げる”

このような方法で、10月20日~11月2日の2週間で、65ポイント(11月2日達成分として3日の5ポイントも加算)を獲得できた。詳細は以下のカレンダーの通り。なかでも、7日連続で達成した時のプラス3回のくじがいずれも10ポイントとなり、合計30ポイントも獲得できたのが嬉しかった。その時の運で得られるポイントは変わるものの、2週間で65ポイントなら、それほど無理しなくても1カ月に120ポイントくらいは獲得できそうだ。

筆者はANA Pocketの無料会員で、日々の移動によってANAの航空券や旅行商品に使える「ANA SKYコイン」を貯めている。一番多かった月で129コイン(129円相当)が獲得でき、平均すると毎月70~80コインくらいであることを考えると、楽天ヘルスケアのポイ活はまぁまぁ効率が良いと思われる。

それに、楽天ヘルスケアは単なるウォーキングアプリではなく、将来的には、個人の身体記録や医療関連データの管理、処方せん医薬品受取のネット予約、オンライン服薬指導などのサービスを連携し、ヘルスケア関連のさまざまなサービスを搭載したスーパーアプリを目指しているという。なお、現在はiOS版のみの提供となるが、Android版も今後提供を予定する。

記録できるデータも歩数や移動距離、消費カロリーだけでなく、体重や体脂肪、体脂肪率、BMIなどの数値を、iPhone標準の「ヘルスケア」アプリや「Apple Watch」など、さまざまな種類のデバイスを通じてデータ収集する。今後は血圧や、心拍数、血糖値、食事や栄養関連など、記録できるデータについても拡大していく予定だそうだ。

MilesやANA Pocketがすべての移動に対してポイントなどが得られるのに対して、楽天ヘルスケアは5,000歩の達成時のみ。それ以上たくさん歩いてもポイントの増加につながらないのは残念なところといえる。

ただ、歩数を獲得するために、よく歩くようになったのは事実。わざわざ夕方に階下まで郵便を取りに行ったり、やや遠めの人気パン屋への買い物も、面倒に思わずに出かけられるようになった。そういう意味では、健康にも貢献できるアプリといえる。特に、テレワークが多い人は、毎日のウォーキングのモチベーションに使ってみることをおすすめする。

なお、楽天ヘルスケアを利用する場合は、キャンペーンのポイントもしっかり獲得しておきたい。「新規DL&初めての5,000歩達成で100ポイントプレゼント」キャンペーンでは、事前にエントリーしたうえでアプリの新規登録や初めての5,000歩を達成すると、100ポイントがもらえるキャンペーンを実施している(2022年12月1日9:59まで)。筆者はエントリーし忘れて100ポイントをもらい損ねたので、これから利用する人は忘れずにエントリーしてほしい。

綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手がける。 この著者の記事一覧はこちら

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