京都大学(京大)、鳥取大学、住友化学は11月7日、共同開発した柔軟性のある新素材により、圧力を加えずに高容量の全固体電池を安定作動させ、230Wh/kgの容量達成に成功したことを発表した。
同成果は、京大大学院 工学研究科の安部武志教授を代表とし、同・陰山洋教授、同・大内誠教授、同・大学院 エネルギー科学研究科の松本一彦准教授、鳥取大大学院 工学研究科の坂口裕樹教授、同・野上敏材教授、そのほか住友化学の研究者も参加した、産学共同講座「固体型電池システムデザイン」によるもの。詳細は、11月10日まで福岡市で開催の「第63回電池討論会」にて発表される予定だという。