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Synspective、米Frontier Precisionと地理空間ソリューションで業務提携

2022年11月07日20時14分 / 提供:マイナビニュース

Synspectiveは11月4日、米国の地理空間/無人化ソリューションプロバイダーであるFrontier Precision(フロンティア・プレシジョン)と、小型合成開口レーダー(SAR)衛星ベースの地理空間ソリューションに関する北米での新たな販売パートナーシップを締結したことを発表した。

Frontier Precisionは、34年以上にわたり、米国西部で測量、マッピング、エンジニアリング、建設、GIS、ドローン/UAS/無人機、法執行機関、林業、水資源、蚊・ベクトル制御、天然資源といったさまざまな領域の専門家にサービスを提供してきたハイテク企業。

新たなパートナーシップの下、両者は緊密に連携し、グローバル市場進出の一環として、SAR衛星コンステレーションによる独自のデータとソリューションを北米に展開するとしている。

Frontier Precisionのデニス・ケメサットCEOは今回のパートナーシップの締結にあたり、「Synspectiveが北米に投入しようとしている製品をレビューし、彼らのソリューションは当社の包括的な地理空間ポートフォリオに最適であると強く感じました。彼らのソリューションは当社が地理空間業界に提供しているすべて製品と好相性で、互いに補完し合えるものだと期待しています」とコメント。

また、Synspectiveの新井元行CEOは、「Synspectiveにとって、Frontier Precisionとのパートナーシップは米国展開における重要な一歩です。当社のソリューションは、Frontier Precisionが保有する既存のポートフォリオとのシナジーが十分に期待でき、両社が連携することで、北米、特に両社が重視する輸送や鉱業、災害管理といったセグメントへのリーチを拡大できると確信しています」とコメントした。

なおSynspectiveは現在、3機の小型SAR衛星の軌道投入に成功している。2023年内にはさらに3機を加えて合計6機の衛星を軌道に乗せ、2026年前後には30機の衛星からなるコンステレーションを実現させる計画で、広範囲・高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指すとしている。

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