中外製薬と日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は11月7日、デジタルプラント実現に向けて新しい生産オペレーションを支えるデジタル基盤を構築し、中外製薬のグループ会社である中外製薬工業の浮間工場で稼働を開始したことを明らかにした。今後は同工場内で本格的な稼働を進めると同時に、宇都宮工場および藤枝工場における展開も進める。
今回のデジタル基盤は、教育系システム、計画系システム、遠隔支援システムの3システムで構成しているという。これらのシステムと既存の社内システムはデータ基盤を介して連携しており、効率的な生産計画や進捗管理、現場のリモート支援などに活用する予定だ。