ピエト・モンドリアンの抽象画「ニューヨークシティI」が75年以上もの間、上下逆さまに展示されていたと判明したと、英BBCが報じた。ネットでは「モンドリアンなら仕方ない!」などと注目が集まっている。
ピエト・モンドリアンは、抽象美術運動のデ・ステイルや抽象芸術を代表するオランダ出身の20世紀最大の芸術家の1人だ。モンドリアンの作品は、芸術界だけなく、建築やファッションの分にも大きな影響を与えている。水平と垂直の直線で分割された画面に、赤・青・黄の三原色のみで構成された「赤・青・黄のコンポジション」などの「コンポジション」シリーズはよく知られている。