2022年11月02日15時59分 / 提供:マイナビニュース
日本電信電話(以下、NTT)、NTTデータ、香味醗酵は11月2日、NTTが開発を進める次世代光イジングマシン「LASOLV」とNTTデータのデータ分析技術を活用して、少数の匂い成分でさまざまな匂いや香りを瞬時に再構成する実機検証を開始したことを発表した。これにより、匂い情報の記録や保存、転送、再現が可能となり、映像産業やメタバースに匂い情報を実装した新たな産業の創出も期待できるとのことだ。
香味醗酵が保有する数千種類の匂い成分から最適な組み合わせを計算する仕組みだという。香味醗酵は人が感じる全ての匂いの情報をデジタルデータとして記述する技術と、この技術を用いた匂いデータベースを構築し、求める匂いを少数の匂い分子の組み合わせで再構成する技術を開発する。
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