2022年11月02日11時11分 / 提供:マイナビニュース
スカパーJSAT、ゼンリン、日本工営の3者は11月1日、衛星データを用いて、斜面や盛り土などの土構造物、道路や埋め立て地および周囲のインフラの経年的変状をミリメートルの精度でモニタリングする、法人および自治体向けサービス「LIANA(Land-deformation and Infrastructure ANAlysis)」をリリースしたことを発表した。
近年、広域的かつ同時多発的に発生する豪雨災害や、高度成長期以降に整備されたインフラの老朽化が大きな社会問題となっている。加えて、対策に要するコストや人手不足の課題も深刻となっており、これらの課題に対し、平常時にLIANAを利用することで、一度に広域かつ低コストにモニタリングを行い、利用者の予防保全の意思決定をサポートすることで、災害に対する不安の低減、安全な街づくりに貢献すると3者は説明している。
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