Spectee(スペクティ)とTD衛星通信システム(TDSC)は11月1日、災害で回線の切断などが生じても、人工衛星を介してインターネットの利用を可能にする衛星通信サービス「Spectee BB by TDSC」の提供を開始したことを発表した。
災害などの非常時には、情報を早く・確実に得られるかが初動対応の成否に深く関わり、インターネットによる情報収集は欠かせない。しかし、そのインターネット自体が回線の不通により利用できなくなってしまうというリスクが存在する。そこで近年、自然災害などの影響を受けにくく、緊急時のバックアップ回線として使える衛星インターネットが注目されている。