会社には伝えなかった本当の退職の理由、第1位は「職場の人間関係が悪い」

エン・ジャパンは10月26日、運営する総合求人サイト「エン転職」で、実施した「本当の退職理由」の結果を発表した。10,432名から回答を得た。

全回答者に退職経験を聞いたところ、 84％が「ある」と回答。退職経験があると回答した人に、会社に伝えた退職理由を聞いたところ、トップ2は「新しい職種にチャレンジしたいため」（30％）、「別の業界にチャレンジしたいため」（18％）だったという。

一方、会社の報告する際に、退職する本当の理由を伝えかを聞いたところ、43％が「本当の理由を伝えなかった」と回答し、4割以上が退職時に本当の理由は伝えていないことが明らかになった。

「退職報告をする際に本当の理由を伝えなかった」と回答した人に、会社に伝えなかった本当の退職理由を聞いたところ、上から、「職場の人間関係が悪い」（35％）、「給与が低い」（34％）、「会社の将来性に不安を感じた」（28％）となった。

加えて、20代は他の年代に比べて「仕事内容が合わない」（20代：26％、30代：20％、40代：15%）、「残業・休日出勤が多かった」（20代：25％、30代：21％、40代：11%）と回答する人が多かったという。