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近未来テクノロジー見聞録 第223回 誰でも簡単にメタバースでイベントを開催できる「NFTアドスペース」とは?

2022年10月28日08時03分 / 提供:マイナビニュース

2022年10月15日、Meo Groupは、誰でも簡単にメタバース上でイベントや個展などを開催することができる「NFTアドスペース」というサービスをリリースした。では、このNFTアドスペースとはどのようなものなのか。また、どのようなメリットがあるのか。今回は、そんな話題について紹介したいと思う。
Decentralandでのイベント開催サービス「NFTアドスペース」とは?

NFTアドスペースとは、世界最大級のメタバース「Decentraland(ディセントラランド)」において、誰でも簡単にメタバースイベントや個展を主催できるサービスだ。利用はとても簡単で、最短でたった10分程度の手続きで、メタバースの土地や建物を1日貸切して自分の指定する作品やNFTを展示することができるのだ。

イベント会場として使用される住所は、Decentraland 144,44。そこには、メタバース建築家によって建築された4階建てのビルがある。外観は近未来的で、非常にスタイリッシュなデザインだ。

そして、イベントや個展を開催するときには、最大17個までのNFTや画像を掲載することができるという。また屋上がルーフトップになっているという点も興味深い。

では、NFTアドスペースを利用するメリットは何だろうか。まず、0.2ETH(イーサリアム)もしくは約4万円でメタバースの土地と建物を1日貸切できるという安さが挙げられるだろう。わざわざメタバースの土地を購入したり、メタバース建築や内装費用に資金を当てたりすることも必要ない。そして、繰り返しになるが誰でも10分程度の手続きで開始できる点。つまり、専門知識は不要であるということだ。加えて、世界最大級のメタバースで開催できることも大きいだろう。

いかがだったろうか。こNFTアドスペースとは、商品やNFTプロジェクトをPRでき、さまざまなNFTプロジェクトをメタバースで宣伝できたり、遠く離れた人たちともメタバース内でコミュニケーションを行うことができたりと非常に魅力的なメタバース空間なのだ。とても興味深い。

齊田興哉 さいだともや 2004年東北大学大学院工学研究科を修了、工学博士。同年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社し、2機の人工衛星プロジェクトチームに配属。2012年日本総合研究所に入社。官公庁、企業向けの宇宙ビジネスのコンサルティングに従事。 現在は、コンサルティングと情報発信に注力。書籍に「宇宙ビジネス第三の波」、「図解入門業界研究 最新宇宙ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本」など。テレビ、新聞、Webサイト、セミナー・講演も多数。 この著者の記事一覧はこちら

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