サイバートラスト、オープンソースの技術情報提供とプリセールス支援を開始

サイバートラストは10月25日、オープンソースの技術情報提供とエンタープライズビジネスの知見を活かしたプリセールス支援を行うパートナーエコシステム「MIRACLE PARTNER NETWORK」を11月1日に設立することを発表した。

この制度で対象とするサービスは、国産 Linux OS「MIRACLE LINUX」の導入や利用における技術支援と、CentOS Linuxからの移行サービスの2つより開始し、順次提供サービスを拡大する予定だという。

同制度によりパートナー各社との相互の連携を深めることで、全国で地方公共団体や企業などの顧客の課題解決を進める企業を技術・営業・マーケティング面のトータルで支援し、パートナーやユーザーから寄せられるニーズに対して当社サービスの品質向上など、エコシステムの実現を目指すという。

OSS（オープンソースソフトウェア）製品を活用したビジネス展開を考えている企業向けに、情報提供と人材育成支援を実施する「登録パートナー」、OSS製品の構築・運用経験を持つ技術者が在籍し販売実績がある企業向けに技術支援やマーケティング支援を実施する「認定パートナー 」、MIRACLE LINUX と連携可能なソリューションを保持する企業向けに、技術連携を強化するための環境や技術情報などを提供する「技術パートナー」という3つのパートナーメニューを用意し、それぞれの事業を支援するメリットを提供する。

「MIRACLE PARTNER NETWORK」には、各パートナーが該当するメニューに無料で加入でき、メニューに応じて営業支援、技術支援、およびマーケティング支援を受けられるという。