2022年10月25日07時00分 / 提供:マイナビニュース
元プロ野球選手のイチロー氏が20日、YouTubeチャンネル『パワプロ・プロスピ公式チャンネル』に出演。動画「イチローが12球団のレジェンドOB選手を語る【イチローセレクション】」内で、松坂大輔氏に抱いた第一印象について語った。
99年の初対戦時、当時すでに国民的スターだったイチロー氏から3三振を奪い、世間に衝撃的な印象を残した松坂氏。イチロー氏は「もちろん最初の3三振っていうのは、大輔にとっては『自信が確信に変わりました』という名言吐いてましたけど、僕としては『そんなことねえだろ』って」「あのスライダーがインパクト強すぎて、『このスライダーを早い段階で捉えない限りは、永遠にやられるかもしれない』という恐怖をあの試合で覚えました」と振り返った。
このエピソードに対し、チャンネルスタッフが「高卒の新人投手に対してそんなことを思うものなんですか?」と驚くと、イチロー氏は「思いました。ビックリしました」と返答。「スライダーを捉えない限りは僕の勝ちにはならないから、それを早い段階で仕留めたいって。あの日思ったことですね」「衝撃的でした」と、さらに言葉を重ねて、スライダーへの驚きを語ることに。
なお、イチロー氏は「金属バットの音とか(を聞くと)、うまくなかったときの自分を思い出してしまう」という理由から、「当時、高校野球見てなかった」そうなのだが、一方で「でも大輔の甲子園は見ました」とも明かしていた。