KDDI総合研究所は10月24日、3D点群圧縮技術の国際標準方式であるV-PCC(Video-based point cloud compression)に対応したリアルタイムエンコーダを開発したことを発表した。これにより、人物などの3D点群のデータ品質を落とすことなくデータ量を削減し、効率的にモバイル回線でリアルタイムに伝送できるようになる。
高精細な3D映像は表情や仕草といった繊細な動きを表現できるため、現実世界と仮想世界をつなぐ技術として、今後はメタバースでのショーイベントなどにおける活用が期待されるとのことだ。