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「Messages」に注力するGoogle、リアクション変換やリプライなど新機能続々

2022年10月22日05時20分 / 提供:マイナビニュース

SMS/MMSに代わるコミュニケーションツールとしてRCS(リッチコミュニケーションサービス)の普及を推進するGoogle。RCSで、iPhoneなど他のプラットフォームとの間でSMS/MMSよりリッチなメッセージングを実現し、その上で各プラットフォームがそれぞれ独自の機能を競うコミュニケーションの進化を思い描いている。しかし、AppleはRCS対応に消極的で、RCSを巡るプラットフォームの溝は埋まっていない。そうした中、Googleが「10 new reasons to love Messages by Google」というブログ投稿で、「Messages(メッセージ)」の新機能を紹介している。iPhoneユーザーとAndroidユーザーのコミュニケーションをサポートする機能やRCSによって可能になる新しい機能やサービスを含む。

今年3月にGoogleは、Androidの「Messages」ではテキスト表示になってしまうAppleの「iMessage」からのリアクションを絵文字に変換して表現する機能を追加した。その逆に、Androidユーザーの「Messages」でのリアクションもiPhoneユーザーには絵文字に変換して伝える。「RCSが最も望ましいソリューションですが、(それができないケースでも)Androidユーザーが同じようにMessagesでリアクションできるように、私達ができることをやっています」とGoogleのJan Jedrzejowicz氏。

他のアプリの機能をとり入れたり、連係を向上させて、アプリの切り替えを減らす。例えば、Messages内でYouTube動画を視聴できるようになった。メッセージでYouTube動画のリンクが送られてきた時に、アプリを切り替えることなくすぐに再生して返信できる。また、リマンダー機能がMessagesに組み込まれた。家族とのメッセージのやり取りでゴミ出しを頼まれたら、Messages上で収集の時間のリマインダーを設定するといった使い方が可能。また、「連絡帳」に誕生日や記念日を記録していたら、その日にMessagesでリマインドしてくれる。

Messagesがインテリジェントにユーザーをアシストする。送ってもらった住所など後で使う情報には「スター」を付けておくと探しやすくなるが、Messagesは、メールアドレス、電話番号、住所、カギのコードといった情報がメッセージに含まれている時に「スター」を提案する。また、テキストメッセージではなく相手が直接話したい時、例えば「Can you talk now?(今話せますか?)」というようなメッセージを認識して、Meetのアイコンと共にビデオ通話を提案する。

RCSを有効にしている端末で、会話の流れ中で個々のメッセージに返信できるようになる。複数の友達との会話が弾んだ時に、メッセージがどれへの返信か分からなくなることがあるが、全体の流れを断ち切ることなく、特定のメッセージに反応できる。他にも、ユナイテッド航空との提携により、米国の多くのキャリアのサービスで、この秋からUnited WiFiを通じたRCSメッセージングが可能になる。

そうした新機能や新サービスに加えて、今後数週間をかけてMessagesのアイコンをMaterial Youに従った新しいデザインに刷新する。

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