2022年10月21日17時41分 / 提供:マイナビニュース
●廉価版も、AM5マザーボードがラインナップ拡充
○X670Eマザーに待望の「Godlike」モデル
MSIの「MEG X670E Godlike」は、AMD X670Eチップセットを搭載するハイエンド向けのマザーボードだ。フラグシップモデルらしい豪華な仕様で、電源は24+2+1フェーズを搭載。4.5インチ液晶「M-Vision Dashboard」が付属し、タッチ操作による設定変更等が可能だ。ネットワークは、10GbE+2.5GbEを備える。価格は196,000円前後。
○最大23ポートもUSBが利用できるAM5マザー
AMDの新ソケット「Socket AM5」に対応するマザーボードとしては、すでにX670E/X670チップセット搭載モデルが発売されていたが、新たにB650E/B650チップセット搭載モデルが登場した。価格は32,000円前後からとなっており、より低コストでRyzen 7000シリーズのシステムを構築することができる。
製品の数が多いため、ここではASRockの「B650 LiveMixer」のみ紹介したい。このLiveMixerというのは、配信者などクリエイター向けの新シリーズだという。マイクやビデオキャプチャなど、多数の機器を接続できるよう、最大23ポートのUSBが利用可能。オレンジを基調としたヒートシンクのデザインもユニークだ。価格は44,000円前後。
○新たな最強、GeForce RTX 4090が登場
NVIDIAから、新世代GPU「GeForce RTX 4090」が登場、搭載するグラフィックスカードが各社より発売された。GeForce RTX 4090は、新アーキテクチャ「Ada Lovelace」を採用したハイエンド向けGPU。価格は約30万円からと、なかなか手を出しにくい高さではあるものの、その性能は圧倒的なようだ。
・「GeForce RTX 4090」の恐るべき性能をテストする - 4K+レイトレで高fpsも余裕のモンスターGPU
https://news.mynavi.jp/article/20221011-2478652/
今回、入荷が確認できたのは、以下の各モデル。ハイエンド向けということで、各社とも大型クーラーを採用しており、サイズはとにかく大きい。長さは35cm、厚さは4スロットあたりが基本となるので、ケースとの干渉には注意が必要だろう。GIGABYTEとMSIからは、水冷モデルも登場している。
ASUSからは、人気ブランド・ROGの「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-GAMING」が登場している。OCモードでは、ブーストクロックが2,640MHzまで向上。エアフローを23%も増やすため、「Axial-tech」ファンを大型化したという。また同社の製品は3モデルとも、デュアルHDMIを備え、使いやすいのも特徴だ。
水冷モデルは、GIGABYTEの「GV-N4090AORUSX W-24GD」と、MSIの「GeForce RTX 4090 Suprim Liquid X 24G」だ。GIGABYTEは、トリプルファンの大型ラジエータを採用。MSIはラジエータがデュアルファンで、カード側にも1つファンを備えた。どちらもカードは2スロット厚とコンパクトだ。
グラフィックスカードのクーラーは角張った形のものが多いが、ZOTACの「GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO」は、空気力学にインスパイアされたという曲面的なデザインがユニークだ。またPalitの「GeForce RTX 4090 GameRock」は、今回もクリスタル風のデザインがとにかく派手。どちらもARGB LEDを備える。
●薄型アルミ素材の高速ゲーミングキーボード
○アルミボディ採用の薄型・高速キーボード
Cougarの「Luxlim」は、オプティカルスイッチを採用した薄型のゲーミングキーボード。高さはわずか20mmに抑えられており、手首の疲労感を軽減できるという。スイッチは赤軸タイプを搭載。作動点は1.7mmで、高速な入力が可能だ。CNC加工による強化アルミニウム合金のボディは高級感があり、耐久性も高い。ツクモでの価格は14,960円。
○カードを眺めて楽しめるアクリルケース
上海問屋にて、各種カードを飾れるアクリルディスプレイケースが新発売。M.2×1枚用(DN-916183)、M.2×2枚用(DN-916184)、SD/microSD/nanoSIM用(DN-916181)があり、価格はそれぞれ、1,480円、1,780円、1,980円だ。外付けケースのような実用的な使い方は無く、「眺めてうっとりする」のに最適だという。