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『クロサギ』令和にドラマ化する意味とは? 「彼しかいない」平野紫耀の主演起用理由もP語る

2022年10月21日06時00分 / 提供:マイナビニュース

●平野紫耀は適任「彼しかいない」 現場での演技も絶賛
本日21日より放送がスタートするTBS系金曜ドラマ『クロサギ』(毎週金曜22:00~)。このタイトルは過去、2006年にドラマ化、そして2008年には映画化されているが、どちらも原作となる黒丸・夏原武が手掛けた漫画はまだ連載中だった。今回、2013年に全42巻で完結した作品を、令和の時代にいわば“完全版”として新たにドラマ化。主演にはKing & Princeの平野紫耀が抜擢された。現代を舞台に繰り広げられるシビアな世界の物語。平野をはじめとする出演者にはどんなことを期待しているのだろうか――。プロデューサーの武田梓氏、那須田淳氏に話を聞いた。

『週刊ヤングサンデー』『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載され人気を博した黒丸・夏原武による漫画『クロサギ』シリーズ。単行本は累計発行部数850万部を超える大ヒットを記録。15歳のとき、詐欺被害にあった父が起こしてしまった事件によって家族を失った主人公・黒崎高志郎が、詐欺師への復讐のため、自身も詐欺師になり暗躍する姿を描く。

武田氏は、いまの時代に再度『クロサギ』という物語を映像化する意味について「2006年に弊社でドラマ化させていただいた作品なのですが、当時は今や当たり前となった特殊詐欺もあまり認知されていなかった時代。いまは詐欺事件が年々悪質化し巧妙な手口も増えて、誰の身にも起こり得るほど身近なものになっています。しかも実際犯人は捕まらず、泣き寝入りしている人も多いと聞きます。その意味で、主人公の黒崎が詐欺師に立ち向かい、退治していく物語は、多くの人に共感を持ってもらえると思ったんです」と企画意図を説明する。

さらに那須田氏は「ある意味で社会問題になっていることを、多くの人に知ってもらうのに大きな役割を持つのが、エンターテインメント性だと思うんです」と語ると「特に若い人にとって、エンタメを入り口にすることで、より関心を持ってもらえたら」と付け加える。

こうしたなか大きな役割を果たすのが主人公だ。本作では、黒崎を通して視聴者は物語に感情移入する。那須田氏は「俳優としての力はもちろん、エンタメ力がある人……と考えたとき、平野くんというのは適任だと思ったんです。とても明るく華やかである一方、重い部分も表現できる。作品の持つテーマをしっかり表現しつつ、エンターテインメントに昇華できる人。僕たちが求めているのは彼しかいないと思ったんです」と平野の起用理由を語る。

制作陣の大きな期待のなか現場に入った平野。武田氏は「過去いろいろな映画やドラマに出演されていますが、台本を作っている段階で、これまであまり見たことがない平野さんになるのではないかというワクワクがありました」と語ると「実際現場に入られると、本当に素晴らしいんです」と目を細める。

続けて武田氏は「黒崎は過去にいろいろあって、復讐という生きる目的はあるのですが、そのときどきでさまざまな顔を見せるキャラクター。平野さんも普段からいろいろな活動をされているだけあって、本当に多面的に黒崎を演じてくださっています。しかもそれがとても自然。早く視聴者の方に観ていただきたいです」と絶賛。那須田氏も「バラエティで見せる愛らしい顔、歌やダンスで見せる迫力など、そして、俳優として見せてくれる深みのある演技力。本当に彼のいろいろな面が楽しんでいただけると思います」と追随する。

●平野が持ち前の明るさで牽引「とてもいい雰囲気に」

そんな平野演じる黒崎と出会う女子大生・吉川氷柱(つらら)を演じるのは黒島結菜。シビアな展開が多い本作のなかで、黒崎と氷柱の関係には「ラブストーリー」的な側面もあるという。

武田氏は「原作をお読みになっている方だったら分かると思うのですが、詐欺師と検事志望という2人は割と悲しい関係性なんですよね」と語ると「その2人が対峙することで、相手に対する思いが、毎回変化していく。その移り変わりに感情移入していただけると、また物語がグッと深くなるような気がします」と期待を煽る。

2人の芝居について武田氏は「とてもテンポが良く、いろいろな掛け合いがあります。詐欺師と大学生という関係なのですが、2人を見ていると等身大の若者のやり取りが爽やかに描かれていると思います」と語ると、那須田氏も「悲劇的な展開が続くドラマのなか、2人のシーンはとてもカラっとしている。とても相性はいいと思います」と注目ポイントを挙げる。

平野、黒島というフレッシュな2人をはじめ、桂木敏夫役の三浦友和、大物詐欺師・御木本役の坂東彌十郎、シロサギ・白石陽一役の山本耕史など、一癖も二癖もあるようなメンバーがずらりと顔をそろえる。

そんななか座長として臨む平野は、現場を明るく引っ張ってくれているという。「シリアスなシーンが多いドラマで、監督や俳優部の方々が真剣に話し合いをする姿が結構みられるのですが、そのなかでも平野さんの持ち前の明るさによって、現場はとてもいい雰囲気になっています」と武田氏は証言する。

「本当にふり幅が大きいんです」と平野の芝居を称賛する武田氏。劇中では変幻自在の平野が縦横無尽に活躍するが「ぜひ平野さんの引き出しの多さを堪能してほしいです」と力強く語っていた。

(C)TBS

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