日本航空(以下、JAL)、ジャルカード(以下、JALカード)、NTTドコモは10月20日、JALとNTTドコモの両社が持つデータの統計的な活用を通じて、顧客体験価値向上と社会課題の解決に取り組む実証実験を11月1日から翌年3月31日まで実施することを発表した。
今回の実証実験では、NTTドコモが開発した秘匿クロス統計技術を用いて、各社が保有するデータを個人を識別できない状態に加工する。これにより、データを相互に開示することなく機械がデータの処理を行うことを保証した状態で、航空機搭乗前のユーザーの移動状況に関する人口統計情報を作成して、スムーズな航空利用の実現を図るとのことだ。