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久間田琳加、悔しくて泣きながら帰った日々の乗り越え方「今でも私の根底にある」「忘れられない経験」

2022年10月21日12時00分 / 提供:マイナビニュース

●2年ぶりの主演で立ち振る舞いに変化
現在放送中のABCテレビ ドラマ+『青春シンデレラ』(ABCテレビ 毎週日曜24:25~、テレビ神奈川 毎週月曜25:30~ほか)で、主人公・萩野紫苑を演じる久間田琳加。夕のぞむ氏の同名漫画を原作に描かれる同作は、高校時代に初恋の相手・長谷川颯真(本田響矢)から受けた失恋のトラウマを抱える29歳の紫苑が、洗練された見た目と確かなスキルでビューティーコンサルタントとして勤める中、あることをきっかけに中身は29歳のまま、17歳の高校時代にタイムスリップしてしまうラブストーリーだ。

約2年ぶりに主演を務める久間田。現在は女優やモデルとして活躍しているが、デビュー当時は厳しい現実に涙することもあったという。その活動の根底にあった経験と涙の理由、そしてそれを乗り越えるための“努力”とは。

○■共演・本田響矢の印象は「長谷川くん重なる部分が多い」

――今作は少女マンガが原作ですが、少女マンガ好きの久間田さんから見て、見どころ・胸キュンポイントはどこでしょうか?

私は日ごろからマンガをたくさん読むのですが、やっぱりこの作品は本田響矢さん演じる長谷川くんがすごくポイントだと思います。私が演じる紫苑も長谷川くんの言葉によって行動が左右されるように、随所で物語を展開させる存在。現実にいそうでいないタイプの男の子で、今にも消えてしまいそうな儚さも持ち合わせている感じがすごく少女マンガっぽいんですよね。個人的に長谷川くんと本田さんが結構重なる部分が多いように感じたので、「普段からこういうこと言ってる感じ?」と、つい聞いちゃいました(笑)。

――それだけリアルな長谷川だと久間田さんも自然に役に入れそうですね。今作では、タイムスリップしてしまう主人公・紫苑の29歳と17歳の演じ分けにも注目ですが、演じる上で意識したことはありますか?

どの紫苑にも共通しているのは、恋愛の部分での免疫がないまま29歳になったということ。その部分のピュアさは忘れたくないねと、監督ともお話しさせていただきました。なので、演じる上では、タイムスリップして高校生になった「中身は29歳の紫苑」に重心を置いています。あとは29歳の紫苑はメイクや髪型、衣装など、周りの皆さんの力を借りて29歳に見えるように仕上げていただいてます(笑)。

○■羽田美智子から学んだ座長としての意識

――今回、約2年ぶりに主演を務めますが、以前と比べて立ち振る舞いなどに変化はありますか?

2年前の『マリーミー!』のときは、ドラマ自体が初出演だったので、映像の現場の雰囲気も分からず飛び込んだんです。それから徐々に女優としてのお仕事もいただけるようになって、様々な現場を通して先輩方の立ち振る舞いや居方をたくさん学ばせていただいたので、チームの皆さんとしっかりコミュニケーションをとって少しでも現場を引っ張っていけていたらいいな……と思いながら撮影に挑んでいます。

特に印象に残っているのは『#コールドゲーム』(21)で共演した羽田美智子さん。それまでに出演した作品は同世代の役者さんと一緒になることが多く、大先輩方と共演することはあまりなかったんです。そのときの(羽田さんの)共演者の方々やスタッフさんへの気配りが常に明るくて、その姿がとてもかっこよかった。今でも参考にさせていただいています。

――羽田さんのように明るい現場作りを意識していると。また、今作で久間田さん演じる紫苑は、長谷川に告白をしますが、久間田さんは自分から告白できるタイプ?

ええ~! 私は絶対できないと思います(笑)。緊張もすごいだろうし、言いたいことを決めていっても絶対言えない気がします。だから紫苑ってすごく勇気あるなって。なかなかできない行動ですよね~。

しかも紫苑の告白シーンって、実はクランクイン初日に撮影したんですよ(笑)。なのですごく緊張したのですが、本当に告白する人はもっと緊張しているんだろうなと、紫苑の気持ちを感じながら撮影に臨みました!

●デビュー当時にぶつかった大きな壁

○■モデルの厳しい現実「よく泣きながら帰ったり…」

――過去のつらく悔しい経験から努力し、ビューティコンサルタントとして活躍している現在の紫苑ですが、久間田さんのこれまでの仕事で同じような経験があれば聞かせてください。

私は小学6年生のときに、雑誌『ニコラ』のオーディションで合格してこの世界に入ったのですが、最初は誌面には全然出させてもらえなかったんです。ページをめくっても全く出ていなくて、最後のほうにあるモデルのレギュラーコーナーの小さいひと枠だけに名前と写真1枚だけ載るという状況が、2、3年続いて……。

――夢を抱いて入ったはずの芸能界で厳しい現実にぶつかったんですね。

本当にそうです。当時はすごく悔しくて、よく泣きながら帰ったりもしていました……。でもその悔しさがあったから、どうすればいいんだろうとたくさん悩んで、葛藤し、たくさん努力もしました。今でも私の根底にある忘れられない経験ですね。

――いわゆる思春期の時期にそういう体験をしたのは、現在の活動にも活きていそうです。その状況は、どのように打破したのでしょうか?

当時、色んな雑誌を買って、それを切ってノートに貼って“ポージングノート”を作っていました。それを鏡の前に持っていって、同じポーズをしてみたりして練習していました。でも、実際に撮影になると、緊張でポージングが出てこなかったりするんですよ~(笑)。それで落ち込んで、また練習して……を繰り返していました。

――予習・練習をして場数をとにかく踏んでいったと。

それでもポージングが自分のものになるまではなかなか時間がかかりましたが、徐々に出させてもらえるページも増えて、少しずつ自信につながっていきました!

○■原動力は“食”「食べたいものを食べる」

――そんな時代を経て、今ではモデルとしてだけでなく、女優やタレントとしても活躍の幅を広げている久間田さんですが、活動の原動力は何でしょうか?

わぁ……なんだろう……。私は食事ですかね(笑)。結構、「これをがんばって終えたら、あれを食べよう! これを食べよう!」と常に考えています。お肉も好きだし、甘いものも辛いものも好きなので、がんばったときのご褒美は「食べたいものを食べる」ことにしています。

――では今作もオールアップしたら、ご褒美が待ってますね!

『青春シンデレラ』がクランクインする直前に、気合いを入れるために焼肉を食べたんですが、そのときに「この作品が終わるまでは、焼肉を食べない!」と心に決めたので、クランクアップしたら思い切り焼肉を食べに行きます(笑)!

■久間田琳加
2001年2月23日生まれ、東京都出身。ファッション誌『ニコラ』専属モデルオーディションでグランプリを獲得、同誌でモデルデビューし、現在はファッション誌『non-no』の専属モデルとして活動中。また、ドラマ『マリーミー!』(テレビ朝日)で地上波初主演を務めたほか、ドラマ『お茶にごす。』(テレビ東京系)、『#コールドゲーム』(東海テレビ・フジテレビ系)などに出演し、女優としても活躍している。現在放送中のドラマ『青春シンデレラ』(ABCテレビ 毎週日曜24:25~、テレビ神奈川 毎週月曜25:30~ 放送後、TVer/GYAO!で見逃し配信も実施)に出演中。

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