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産総研など、量子コンピューターなどの実用化に向けた研究開発を推進中

2022年10月19日10時05分 / 提供:マイナビニュース

産業技術総合研究所(産総研)は、茨城県つくば市の同研究所つくば研究センター内に、2020年10月に新原理コンピューティング研究センターという研究開発拠点を設置し、超伝導量子技術やスピントロニクスなどの研究開発を進めて、量子力学原理に基づく新原理コンピューターの開発を推進している。新原理コンピューティング研究センターは2022年9月30日、メディア向けの勉強・見学会を開催し、同センターで研究開発中の量子アニーリングマシンや量子コンピューターなどの実現に向けた研究開発の現状などを解説した。

同センターの川畑史郎副センター長は「量子力学原理に基づくコンピューターには、量子コンピューターと量子アニーリングマシンの2種類がある」と解説し、「どんな問題でも解ける量子コンピューターの実用化までには、まだ20年から30年かかるだろう。その中の機械学習や量子化学計算などの特定問題を高速で処理することを目指しているが、この分野の多くの研究開発者は実用までにはまだ長くかかると推定している」と、見通しを語った。

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