2022年10月17日15時11分 / 提供:マイナビニュース
信州大学(信大)は10月14日、全国の診療データベース「NDB」を用いて、日本における「注意欠如・多動症(ADHD)」の新規診断数の調査を実施した結果、その年間発生率は、2010~2019年度の間に0~6歳の子供で2.7倍、7~19歳で2.5倍、20歳以上の大人で21.1倍に増加したことを明らかにし、中でも2012~2017年度にかけて成人での発生率の増加が最も顕著だったと発表した。
同成果は、信大 医学部 子供のこころの発達医学教室・精神医学教室の篠山大明准教授、同・本田秀夫教授らの研究チームによるもの。詳細は、臨床ケアやヘルスケアなどを含む医療に関する全般を扱うオープンアクセスジャーナル「JAMA Network Open」に掲載された。
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