2022年10月25日13時00分 / 提供:マイナビニュース
●愛犬・愛猫と過ごせる「ヒルトン東京お台場」の新プラン
近年コロナ禍もあり、ペットを飼う人が増加中。それに伴い、ペット同伴で近場へ旅行をしたいというニーズが増えている。とはいえワンちゃんが宿泊可能なホテルは増えてきたが、ネコちゃんが宿泊できるホテルはまだまだ少ない。そんな中、大切な家族の一員「ワンちゃん」や「ネコちゃん」と一緒にホテルステイを楽しめるペットプランが「ヒルトン東京お台場」より新たに登場。実際に体験してみた。
○■レインボーブリッジと東京都心のパノラマビューを一望できる「ヒルトン東京お台場」
スイートルーム18室を含む453の全客室に備えられたプライベートバルコニーからレインボーブリッジと東京都心のパノラマビューを一望することができる「ヒルトン東京お台場」。
東京湾のウォーターフロントに位置し、館内には鉄板焼、寿司、天ぷら、会席など、料亭のような趣の日本料理「さくら」、カクテルと豊富な種類のウイスキーを楽しめる「キャプテンズバー」に加え、オールデイダイニング「SEASCAPE TERRACE DINING(シースケープ テラス・ダイニング)」と「Grillogy BAR & GRILL(グリロジー バー&グリル)」が揃う。
さらに、1,200平方メートルのボールルームを含むミーティング・イベントルームと2つのウエディングチャペルを備え、フィットネスセンターを含むスパには、海と空を望む開放的な屋外ジェットバスや室内プールも完備。都内に居ながらにして、海や夜景を見ながらのアーバンリゾートステイが叶う稀有なホテルだ。
○■バルコニー付きの客室で愛犬・愛猫と過ごせる「ワンニャイトステイ+plus」
今回新たに登場した「ワンニャイトステイ+plus」は、従来のペットプランよりバージョンアップしたプランになっている。ワンちゃんや猫ちゃんの足に優しいステップの設置、ペット用のオリジナル浴衣のレンタル、またペットのお誕生日や記念日を客室でお祝いできるアニバーサリープレートのプレゼント、ディナー時もペットと離れずに過ごせるルームサービスの割引優待がつく。
客室はデラックスルーム(40平米/バルコニー付き)もしくは、スーペリアデラックスルーム(40平米/バルコニー付き)から選べる。
デラックスルームは、東京湾をはさみ高層ビルの美しいイルミネーションを一望できる開放的な客室。スーペリアデラックスルームは、レインボーブリッジや東京タワーといった壮大でロマンティックな眺望が魅力の客室だ。全て写真と同じくオーシャンビューの客室となっている。
ペットプランは、体重34kg以下のワンちゃん、ネコちゃんが利用できる。定員は大人2名+ペット匹(※1部屋につき2匹の場合は、2匹の合計体重34㎏以下)。40平米と開放感のある客室なので、大人2名+ペット2匹でも窮屈せず、広々と過ごせると感じた。
○■ステップやレンタル浴衣など、ペットアメニティも充実!
ペットアメニティは、就寝クッション、食事(ドライタイプのドッグフードまたはキャットフード)、飲料用トレイ、トイレ用ワンちゃん用シーツまたはネコちゃん用トイレ、ケージ、お散歩セットを客室に完備。
ペットフードやおやつ、おもちゃなどは、慣れたものの持参を推奨している。
先述したとおり、今回のプランではさらに嬉しいアメニティがつく。一つ目は、段差を登るのが苦手なペット用の高さ50センチのステップ(幅90cm 奥行32cm 高さ50cm)。ペットの足に負担をかけず、ベッドに簡単に上がることができ、客室内でのくつろぎの場所として重宝する。
二つ目が、ワンちゃん、ネコちゃん用のオリジナル浴衣のレンタルサービス。
肌触りが優しい生地で出来たホテルオリジナル浴衣で、着丈30cm 胴回り47cm 首回り16cmと、着丈50cm 胴回り75cm 首回り22cmの2タイプが揃う。
3つ目が、ペット用アニバーサリープレート(1室1プレート)のプレゼントだ。ワンちゃん、ネコちゃんのバースデーや、アニバーサリーのお祝いに、シェフオリジナルレシピのプレートがサービスされる。サイズは直径6cmで高さ4cmとなっており、ワンちゃん用プレートは寒天、ポテト、マイクロトマトで作られており、ネコちゃん用プレートは寒天、マグロ、マイクロトマトで出来ている。追加1,500円で別途1プレートを用意してもらうこともできる。
●食事はルームサービスでペットと一緒に満喫も
さらに「ワンニャイトステイ+plus」では、ディナールームサービス10%割引という特典が付く。ルームサービスでは、アラカルトメニューだけでなく、前菜、メイン、デザートを選べる洋食・和食のコースメニューや、中華のセットメニューもオーダー可能。アルコールもシャンパンやワインをはじめ、世界でも人気のあるジャパニーズウィスキーなど豊富に揃う。
今回はオールデイダイニングでも10月末まで開催している、Meat Loverにオススメの肉料理が揃う「ワイルド カーニバル」のディナーコースをいただいてみた。涼やかな「コンソメゼリー」から始まり、前菜は「黒毛和牛のタリアータ 農園直送野菜 メルローワインドレッシング」または「シーザーサラダ タイガー海老のグリル ポーチドエッグ、クルトン、グラナパダーノ」からお好みをチョイス。
キノコの芳醇な香りと滋味深い味わいを楽しめる温かいスープ「ポルチーニマッシュルームのブルーテ トリュフの香り」を楽しんだら、メインは「ラムチョップの網焼き ムサカ ローズマリー風味」または「仔牛すね肉のオッソブーコとオマールテールの網焼き サフランリゾット」のどちらかを味わえる。デザートの「洋梨、キャラメル、チョコレートのデザート」に合わせて食後のコーヒーと紅茶まで付く至福の内容だ。
嬉しかったのはスープやメインなど温かい料理は、ウォーマーに入れた状態で持ってきてもらえること。ルームサービスかつコースでありながらも温かい状態でいただけるという心配りが嬉しい。また、食後のコーヒーはカフェインレスも用意されていて「さすが多様なゲストを迎え入れる外資系ホテルだ」と感じた。
ペットと一緒に客室で東京湾の素晴らしい夜景を眺めながら、自分たちのペースで本格的な食事を楽しめるホテルというのは、他にそうそうないのではなかろうか。
○■ペットの朝食はルームサービス&レストランでの朝食付き
朝食は海越しに東京の街並みを見ることができる絶景のダイニング「シースケープ テラス・ダイニング」でのビュッフェが楽しめる。注目は蟹やオマール海老で作ったビスクを添えた「ずわい蟹のオムレツ」と、ニューヨークの「ウォルドフアストリア」で提供され始めた「トリュフエッグベネディクト」。
同ホテルでは、マフィンの代わりにクロワッサン生地をワッフルマシンで焼き上げた物の上にポーチドエッグをのせベーコンとトリュフのソースを添え、クリスピーベーコンをアクセントで飾っている。このほか、豆100%の麺や米粉を使ったグルテンフリーのヌードルメニューや、キヌアを使ったサラダや、チアシードを使ったフルーツサラダ、ノンファットカスピ海ヨーグルトなどヘルシーなメニュー含む約 90 種の料理を思う存分味わえる。
ちなみにペットの朝食は基本ルームサービスとなるが、「シースケープ テラス・ダイニング」のテラス席であれば、愛犬・愛猫の同伴が可能だ。美しい景色を眺めつつ、海風を浴び、ペットと戯れつつのホテルモーニング。なかなかできない貴重な体験ではないだろうか。
○■お台場はペットフレンドリーで、お散歩しやすい街並みも魅力
今回宿泊した際に、愛犬とお散歩できるウォーキングマップもいただいた。これを見るとお散歩できるところが多い上、ペットの入店も可能なペットフレンドリーなお店も複数あることがわかる。
道も広々としているので、周囲への配慮に関してもそこまで神経質にならずペットと散歩ができるのは嬉しい。実際、滞在中に大型犬や小型犬など、複数のお散歩を目撃した。
特にお台場はお散歩しているだけでも気持ちの良い場所だ。空が広く、海も見え、東京湾の美しい景色が眺められ、ペットと一緒に気分転換できる。
今回実際に伺ってみて、他のホテルが展開しているペットプランよりもルールがそこまで厳しくなく、客室内でもペットと一緒にくつろげるのが魅力だと感じた。一泊二日で気軽に行ける都内にありながら、非日常感に溢れる立地とサービスの「ヒルトン東京お台場」で、ペットと癒しのひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
中森りほ 中森りほ グルメ系Webメディアの編集を経て2017年よりフリーライターに。毎月各地を訪れ、ホテルや飲食店を中心に取材、撮影、執筆。フードアナリストの資格も持つ。 仕事実績:https://nakamoririho.com/portfolio/ この著者の記事一覧はこちら