2022年10月14日12時46分 / 提供:マイナビニュース
前回はWindowsマシンをスリープさせる話だったが、多数のスリープしたPCをいちいち起こしてまわるのは結構大変だ。Windowsマシンのスリープを解除する方法はいくつかあるが、ネットワーク側から操作可能なものとしてWake On LAN(WoL)がある。WoLは、1997年にインテルとIBMが結成したAdvanced Manageability Allianceで仕様化されたもの。1997年といえば、Windows NT 4.0とWindows 95の時代。インテルのCPUは、MMX PentiumやPentium IIの頃。いまから25年も前の話である。
WoLは企業向けなどではインテルのvProにほぼ置き換えられた。そもそもvProは、2005年にWoLの後継として作られたAMT(Active Management Technology)を発展させたもの。ATM1.0は、最初に82573Eギガビットイーサーネットコントローラーに搭載された。これにはマイクロコントローラーが搭載されていて、TCP/IPでの制御が可能になった。
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