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Amazfitのスマートウォッチ新製品「GTR4 & GTS4」が31,900円で登場 - その機能とは?

2022年10月13日06時00分 / 提供:マイナビニュース

スマートウォッチの新製品「Amazfit GTR4」と「Amazfit GTS4」が、10月13日に発売となります。150種類のスポーツモードを搭載するほか、業界初となるデュアルバンド円偏波GPSテクノロジーにも対応したモデルです。価格はどちらも31,900円。都内で開催した新製品発表会で実機を触ってきました。

○ナビ機能が充実、睡眠モニタリングも高精度に

Amazfit GTシリーズの第4世代にあたるのが、今回の「Amazfit GTR4」および「Amazfit GTS4」。開発元のZepp Health Corporation(旧名Huami Corporation)はシャオミのMi bandシリーズなどを手がけてきた中国のメーカーです。

Amazfit GTR4 & GTS4は、どちらも自社開発のオペレーティングシステムであるZepp OS 2.0を搭載します。Zeppアプリと呼ばれるミニアプリをインストールできるほか、いくつかのサードパーティ製アプリにも対応。スマートフォンとはAndroid 7.0以降、iOS 12.0以降のデバイスと接続できます。

共通機能として150種類のスポーツモードと筋力トレーニング認識に対応。測定したスポーツデータはStravaやadidas Runtasticのアプリを介して同期できます。

また業界初のデュアルバンド&円偏波GPSアンテナを備えており、すべての衛星から円偏波の信号を受信することで位置測位の精度を向上させています。今後、アップデートにより6衛星(米国のGPS、ロシアのGLONASS、EUのGalileo、中国のBeiDou、日本のみちびき(QZSS)、インドのNavIC)にも対応するとのこと。

ナビ機能も充実。旅の進捗をリアルタイムで表示する「リアルタイムトラッキング」、辿ってきたルートを戻れるようにナビする「ルートリターンナビゲーション」など5種類を利用できます。

スマホとBluetooth接続すればウォッチを介して通話できるほか、ウォッチ内のストレージ(最大2.3GB)に音楽を保存することでスタンドアローンで音楽を楽しむこともできます。

このほか自社開発のBioTracker 4.0 PPG生体光学センサー搭載により、血中酸素レベル、心拍数、ストレスレベルなどを24時間365日モニタリング可能に。また睡眠モニタリングもアップグレードされており、昼間と夜間、どちらが主睡眠かを自動認識できるようになりました。

「クラシックなフィットネススマートウォッチ」として訴求するAmazfit GTR4は、1.43インチHDの丸型AMOLEDディスプレイを搭載したモデル。画面占有率は68.1%で解像度は326PPI、画面解像度は466×466ドットです。外周リングはAGマットガラス処理で、低光沢、反射防止、耐傷性、耐指紋性を実現。バンドはフッ素ゴムとレザーで、バンド幅は22mmとなっています。

バッテリー容量は475mAh。約2時間でフル充電となり、標準的な使用なら最大14日間は電池がもつそう。ロングライフバッテリーの仕様が心強いですね。

時計は常時表示ができます。ウォッチフェイスは200超から選択可能で、編集できるウォッチフェイスも15枚が用意されています。

一方で、「ファッションの先駆者」と称するAmazfit GTS4は、1.75インチHDの角型AMOLEDディスプレイを搭載したモデル。画面占有率は72.8%で解像度は341PPI、画面解像度は390×450ドットとなっています。バンドはフッ素ゴム製で、バンド幅は20mm。

バッテリー容量は300mAh。約2時間の充電で、標準的な使用なら最大8日間は電池がもちます。2泊3日の旅行程度なら、充電器なしでも余裕で使用できそうですね。

ディスプレイは常時オンが可能。選べるウォッチフェイスは150超あり、編集できるウォッチフェイスも10枚が用意されています。

どちらの製品ともオンラインによる先行販売を10月13日よりスタート。なおリアル店舗での発売は、少し遅れて11月開始の予定です。同社の公式オンラインストアで取り扱うほか、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどでも販売を予定しています。

Amazfit GTR4 & GTS4は、比較的安価ながら機能を詰め込んだスマートウォッチに仕上がっていました。個人的に興味を抱いたのは位置測位の精度向上の部分。担当者の説明によれば、木々が生い茂る山の中、あるいはビルが密集している都市部でも正確な位置情報が分かるそう。超弩級の方向音痴な筆者としては、是非とも試してみたくなりました。

恐らく人によっては気になるのがメーカー独自のOSを使用していること。また、利用可能なアプリストアが小規模なことも気になる点と言えそうです。

同じ3万円台のスマートウォッチとなると、競合製品にAppleの「Apple Watch SE 第2世代」、Googleの「Pixel Watch」(Wi-Fiモデル)なども入ってきます。購入に際しては「スマートウォッチで何を実現したいのか」あらためて考えることが必要となるでしょう。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら

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