2022年10月12日18時37分 / 提供:マイナビニュース
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月12日、イプシロンロケット6号機の打ち上げを実施したものの、飛行中に異常が発生したため、機体を指令破壊した。第3段の分離前に、姿勢異常を検出。衛星を軌道に投入できないと判断したという。イプシロンの打ち上げ失敗はこれが初めて。指令破壊は、H-IIAロケット6号機以来、約19年ぶりだ。
JAXAはこの失敗を受け、山川宏理事長をトップとする対策本部を設置。直ちに原因の調査を開始した。同日、JAXAは打ち上げ失敗について記者会見を開催。調査が始まったばかりのため、詳細についてはほとんど明らかになっていないが、現時点で分かったことについて、本記事ではまとめておこう。
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