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LIXILの最新IoT住宅で「便利な生活」を垣間見てきた

2022年10月12日19時17分 / 提供:マイナビニュース

建材メーカー大手のLIXILが、新IoT実験住宅「みらいえらぼ」を越谷レイクタウン(埼玉県越谷市)に開設しました。社内外の最新IoT機器を設置し、スマートホームの進化・普及を目指すとともに、機器メーカーと連携してIoT機器の開発に向けた交流の場としても活用する予定です。

「みらいえらぼ」では、家のさまざまな建材や設備、設置した家電などがインターネットに接続され、対応製品をスマートフォンから操作できる同社のIoTホームリンクシステム「Life Assist2」などを経由して、遠隔操作できるようになっています。

建物は木造2階建ての戸建住宅ですが、もとはLIXIL住宅研究所のコンセプトホーム「人生100年時代の未来住宅 五世代」をリノベーションした施設。五世代対応のため約65坪ほどと広く、部屋数の多さを活かして、「プレゼンルーム」「遠隔操作ルーム」「未来提案ルーム」「社内検証ルーム(非公開)」の4エリアに区分けし、工務店やパートナー企業向けに、スマートホームやIoT製品の研究、提案を進めます。メディア向け体験会に参加してきました。

○プレゼンルーム

プレゼンルームでは、IoTホームリンクシステム「Life Assist2」を中心に、浴室の浴槽掃除、お湯はりなどの遠隔操作ができるシステムバスルーム「リデア」や、外出先からでも簡単に戸締りの確認ができる「スマートクレセント」(IoT錠)、スマホでの開閉操作が可能な「電動シャッター」などを試せます。LIXIL製品以外でも、エアコンやスマートスピーカーなども設置されていました。

○遠隔操作ルーム

遠隔操作ルームは、同社の顧客やパートナー企業などに「Life Asisst2」の設定や操作方法を説明する場所。部屋の入り口に据え置き型Webカメラを設置し、遠方からでも、電動シャッターやカーテンが開閉する様子を確認できます。

○未来提案ルーム

LIXILが考えるスマートホームを提案するエリア。ここではパートナー企業とIoT製品の研究開発などを行います。

○スマートホーム普及の鍵は「提供側に知ってもらうこと」

「みらいえらぼ」という名称の由来は、「未来+家+ラボ」「未来+選ぼう」を組み合わせたもの。

LIXILのLIXIL Housing Technology デバイス事業部 デバイス商品開発部 第3開発室の倉林慶太室長は、LIXIL製品に限らず、生活を便利にするIoT製品を集め、体験できる場所と紹介します。

「みらいえらぼ」をIoT住宅に特化させた理由として、「スマートホームやIoT製品は、実はエンドユーザーのほうが詳しいことがある。工務店やパートナー企業などが、“スマートホームではこういうことができる”と、新しく提案できるようになることが、スマートホームが普及する要因になる」と話しました。

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