最近とある国立大学の情報基盤センターによるスパコンの紹介プレゼンを見る機会があった。
高額な設置初期費用と運用費用がかかるスパコンについては、何時ぞやの国会予算審議で野党議員から「2位じゃダメなんですか?」などの質問が出るくらい、費用対効果が厳しく精査される時代になった。今回のプレゼンを見て、現在の日本のスパコン事情が大きく変わってきたことを実感した。かつてのスパコンとそれを取り巻く環境は、どちらかと言うとアカデミア界にありがちな中央集権的で閉鎖的な印象があったが、今や日本のスパコンはますます進化し、民主化されてきている。