スコットランドのヘリオット・ワット大学の研究員であるIldar Rakhmatulin氏は、自動的にゴキブリを検知・追尾しレーザーで無力化する装置を開発。学術誌Oriental Insectsに9月21日付けで発表した。
一般的に害虫を駆除する方法と言われれば、殺虫剤を思い浮かべる人は多いだろう。しかし殺虫剤は本来駆除対象でない種や、環境に影響を与えることが問題になることがある。そこで本研究では、撮影した画像を解析し、解析した結果に基づいて機器を動作させる技術「マシンビジョン」によって自動化されたレーザーシステムを用いて、特定の害虫だけを無力化する方法および、行動制御の可能性を示した。