2022年10月07日09時00分 / 提供:マイナビニュース
NHKの報道によると、今年7月に萩生田経済産業大臣(当時)が、革新的なビジネスを生み出すスタートアップ企業が集積するシリコンバレーに今後5年で1,000人規模の起業家を派遣して競争力の強化につなげる方針を打ち出した。シリコンバレーの企業経営者や投資家などにビジネスプランを提案し、意見をもらうことなどで起業家の育成を促すという。
どの段階やどのくらいの規模の起業を対象としているかにもよるが、「今さらシリコンバレーの時代ではない」というのが正直な感想だ。シリコンバレーは今でもスタートアップの聖地と見なされているものの、その魅力が急速に衰えている。特に初期ステージのスタートアップにとって厳しい環境であり、シリコンバレー以外の都市を選ぶ傾向が顕著になり始めている。
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