片頭痛

私は、子供の頃から少し頭痛持ちではあったのですが、20代前半の頃から片頭痛がとてもひどくなり、ものすごく悩まされておりました。 1年のうちで頭痛のない日は数日しかなく、ほぼ毎日ひどい激痛で、初めの頃は薬を飲めば落ち着いていたのですが、段々と薬も効かなくなり、寝ても痛みが増すばかりで治まることはありませんでした。 起き上がろうとすると、その動作で頭に激減が走り、1歩踏み出すとその動作で激痛が走り、嘔吐もしておりました。 1度頭痛が始まると数日～1週間位ずっと痛みっぱなしで、どうにか治まっても数日後にはまた激痛が始まるという生活でした。 この様な生活を数年続けていたのですが、さすがに「脳腫瘍でもできているのではないか」と不安になり、「評判が良い」と知人に勧められた病院の脳外科を受診する事にしました。 専門医に診て貰い、MRIも撮って頂きましたが、結果は「異常なし」との事で、頭痛薬の処方のみでした。 私としては、頭痛薬の処方だけでは今までと何も変わらず、根本的には何も解決していないので、とても落胆しました。 そんな時、知人の紹介で和田病院の外科医に診て頂ける事になりました。 和田病院には脳外科はなく、もちろん専門外の医師です。 まず、問診から始まりレントゲンの撮影。そして触診。 触診の前に、「触診しても良いですか？」の一言もあり、とても好印象でした。 診断の結果、どうやら私は「ストレートネック」で首に負担がかかっている上に、細身の為、筋力の無さも手伝って激しい頭痛に襲われているとの事でした。 まず、「筋力を付けなさい」との事で、首の筋力を鍛える体操を教えて頂きました。 すがる思いで教わった体操を実践。 すると、体操を始めてから1週間位で驚くほど頭痛が激減し、1か月後にはほとんど頭痛が起こらなくなっていました。 もちろん、時々頭痛に襲われる事もありますが、その痛みの度合いも“激痛”ではなく“薬を飲めば治まる程度”に変わっていました。 脳外科の専門医に診て頂いても治らなかった長年の頭痛が、専門外の医師にも係わらず直ぐに原因を突き止め、的確な指導をして頂き、頭痛のない生活を送れているのは、和田病院の医師に診て頂けたからだと、とても感謝しています。 2018年05月01日