アルコール病棟入院中

只今、アルコール病棟に入院中の女性です。 もうそろそろ退院です。 入院は原則９０日です。 アルコール専門の入院なので、規則は半端なく厳しいですし、毎日アルコールに関する勉強会があり人によってはそれが辛く大変だと思われる方もいます。 しかし、アルコール依存症は否認の病気です。 それも含め勉強会（プログラム）で学ぶにつれて、アルコール依存症の怖さ、合併症（肝炎・糖尿病など）の怖さ、そして断酒してゆくことの難しさを知ります。 同時に周りにどれだけ迷惑をかけてきたか、今までの人間関係も内観療法という作業を毎日行い振り返ります。 以上の文章を読まれると、大変！と思われますが、病棟内は明るいです。 なぜなら、入院中にお酒を抜いているのでシラフの状態の為、穏やかになりますし、頑張って生きてきて逃げ道がお酒だったという方が多く優しい方が多いです。 そして、医師・看護師・スタッフ相性はありますが、皆優しいです。 私は、病棟に馴染みすぎて（笑）退院したくない程です。 なんてのは冗談で、やはり退院が近づくと退院後の生活に不安や焦りが生じます。 私は今それと戦っています。 しかし、私には小学生の子どもが３人もいます。 これからは頼りないながらも一生懸命、母親をさせてもらいたいと思っております。 私の意見は以上です。 少しでも参考になれば幸いです。 最後に一言「アルコール依存症は意志が弱いのではなく病気です」 2013年10月26日