ドケルバン腱鞘炎で受診しました

昨年の春に使いすぎた為か突然手首から親指にかけて痛くなり、近隣の整形外科２軒で診ていただいたものの、関節に異常はないと言われ、鎮痛剤とパップ剤を出されただけでした。 テーピングで数か月様子を見ていたものの酷くなり、ペンを持つこともできなくなったため、別の整形外科を受診、TFCC損傷かCM関節症だろうとのことで、ステロイド注射（ケナコルト）を受けましたが、リスクについての説明はありませんでした。 また、治らない場合手術も必要かもと言われました。 その後、痛みは収まりテーピングやサポーターも不要となりましたが、8か月で再発しました。 今回は特定の動きをすると軽い痛みが出る位ですが、心配なので専門医『手外科』を探しました。 今回最初に受診した手外科・形成外科では、ドケルバン腱鞘炎との診断で、手術してよくなるタイプとは思われないのでステロイド注射を薦めると言われました。 手術して痛みが治まる可能性が低いというのはなぜか聞きましたが、明確な答えは得られませんでした。 ステロイド注射はなるべくしたくないこともあり、別の医師を探すことにしました。 手外科、特にマイクロサージャリーを行う専門医はほとんどが大病院の医師であり、紹介状不要の開業医は東京都でもごく少数ですが、前田先生はそのお一人です。 家からはちょっと遠いのですが、診て頂きました。 エコーでの診断はドケルバン腱鞘炎でした。 手術をする必要は現在ないが、改善しないタイプとは思われないことや、手術の際痛みが残らないようにするための注意点、ステロイドで痛み・炎症をおさえる場合の使用量や頻度などにつき、詳しく説明を受け納得しました。 当面ステロイドを使わずサポーターとテーピングで温存しますが、万一痛みが強くなった場合には前田先生に診て頂こうと思います。 腱鞘炎では多い症状であるにも関わらずこれだけ診断が異なったことや、説明がきちんと得られなかったことなどで、整形外科に対して不信感をもっていましたが、やっと納得できるお医者様に出会えたと思います。 2018年06月26日