うつ病は一人では治すのは困難です。医療スタッフや患者みんなで治療に取り組むことで効果があるのです。

うつ病は、社会にあまり認知されてません。家族の方にも理解しがたい病気であることは事実です。 どうしても孤独で治療する状況になってしまいます。 うつ病は孤独であるが故、病院で薬を処方されても、病状を悪化させてしまいがちです。（自分は怠け癖がついたのではないか、社会で必要とされているのか、今後の生活人生どうしよう、と悲観的になってしまう。） しかし、うつ病は立派な病気です。骨折とかと何ら変わりません。 骨がくっつくのを待って、骨がくっついたら落ちた筋肉をリハビリでつけていく。 うつ病で落ちた自分自身の能力のリハビリやってくれるのが、ココ柏メンタルクリニックです。 他の心療内科ではこのリハビリをやってくれないために、不安状態を抱えたまま社会復帰をしてしまうため、社会復帰に失敗（再発）してしまうのです。 ココ柏メンタルの特徴は、集団（十数人）で、再発防止を身に付けていくことです。 最初から集団に入ることは抵抗があるかもしれませんが、皆同じうつ病を抱えているので、うつ病のつらさを知っている分、集団にはすぐ溶け込めます。（早い人は１日で溶け込んじゃいます。） そしてここで、みんなでリハビリに取り組みます。ココがポイントです。 『決して孤独ではないのです。』集団である故、医療スタッフや患者が互いに励ましあいながらリハビリできるのです。 また患者同士、病気のことについて知識を共有したり、悩み事を相談しあったりできます。 私も５ヶ月くらい通所し、やっと復職の目処が立ちました。長い人生を考えれば、僅かな期間です。 私自身何度か再発を繰り返していますが、転院しココで医療スタッフやみんな（患者さんたち）と一緒に治療に励めたお陰で、今回は不安なく復職を迎えます。 ちなみに、私の通所期間に復職されて行った方が何人かいますが、共に病気と闘ってきた戦友みたいな感じで、喜ばしいことなのに涙もろくなってしまうんですよね。 年齢も性別も異なる方々と共に過ごした期間、知り合えたことは、自分にとって一番の財産です。 2009年06月21日