医は人事…

消化器内科のM医師…「医は人事」と言う言葉がピッタリの医師です。 もう何年も憩室炎の治療と経過観察をしてもらっていますが、患者の気持ちを読み取って治療に当たってくれます。 診察室ではいつも私の目を見て話をしてくれます。 ディスプレーを見たまま話をする医師とは温もりが違います。 病気の治療には、過去のたくさんの症例から、治療方法が確立されている病気がたくさんあります。 その確立された治療方法を施せば、どんな患者でも同じように回復する…と思い込んで、患者一人一人の違い「個々の躰の特性や患者の気持ち」を考えずに治療に当たる医師もけっこういるものです。 最近、のどの痛みで別の病院で診察してもらい薬を処方されましたが、ぜんぜん良くならないので、再度見て貰ったときに…「なに？また痛くなったの？」｛いいえ、前回診て貰ってから、ずっと痛みがとれません｝「そんなはずないけど、細菌感染でもないし、あの薬で治るはずだけど…」と冷たい口調で言われました。 でも、治らないので診てもらいにきたのに。 「なぜ、最初の処方で改善しないのか？」原因を探ろうとする姿勢・気持ちをまったく感じませんでした。 M医師は、私のちょっとした痛みをどうやったら解消できるのか…ほんとに考えてくれています。 他の科の医師とも相談してくれています。 かなりの数の患者を抱えていると思いますが、きっと一人一人のことを、いつも気にして考えてくれている、と感じる医師です。　 こんな信頼できる医師に診てもらえて、いつも穏やかな気持ちで診察を受けることができています。 もう一人、同じ消化器内科のK医師も、患者の気持ちに寄り添うすばらしい医師だと思っています。 2020年06月17日