更年期の心身症で評判の先生。他院からは鋭い診察眼との評価も。

内科疾患の合併で転院するまで、こちらのお世話になっておりました。待合室は、民家の一階のようなたたずまいで、本当にクリニックという感じです。 消臭剤の業務用があちこちに据えてあったり、加湿器があったり、雑誌が揃っていたりと、長時間を待たされる患者のことを考えた施設でした。 なかなか良い座り心地のソファーがありますが、混雑時は、パイプいすまで持ち出す騒ぎで、いつも満員盛況でした。 総合病院の精神科でも治せなかった更年期の心身症が治ったと、クチコミで評判が広まったらしく、患者にはご婦人が多かったです。 通っていた当時は、少し処方される薬の種類が多いかな、と思っていましたが、それでもチョイスは確かで、病気をしっかり押さえ込んでいられました。 今思うと、向精神薬にビタミン剤を併用するなど、最新の知見に基づく処方がなされ、「先生、さすがだな」と思ってしまいます。単純な処方が標準になった今は、また処方のあり方も変わっているのではないかと思いますので、そこは直に確かめて頂ければと思います。 内科とは出ていますが、精神神経科専門に近いクリニックなので、外科系の病気を合併したり、内科の病気も重くなったら、他院に紹介してもらわざるを得ないのがネックです。 ちなみに、院長先生はタウン誌にエッセイを執筆するなど、文芸に造詣が深く、そちらの方面で院長先生の名をご存知の方もいるかと思います。 2009年01月26日