時代と逆行した名医。

このお医者様との出会いは数年前でした。 花粉症で仕事にも支障がでる状態で医者を探したものの、なかなか開いている耳鼻科が見つからず、タウンページで片っ端から連絡して行ってみたのが始まり。 それから毎年春には家から5km以上の距離を、それこそいくつもの耳鼻科を通過して通ってます。でも、通えない距離になるまで浮気はしようとも思いません。 昔ながらの街中の個人医さんで、割とお若くは見えますが、儲ける気もなければ患者に気を使う気もないようです。 ただ『苦しみを取り除く』ことしか考えておられません。なので、薬が切れてるのに受診しに行かないと怒られます。 忙しいという言い訳は一切通用しませんでした。患者が独断で何かすると怒られます。 初年度の花粉症受診の時は、なぜ予防でこなかったのかと怒られた記憶があります。 そして患者が聞きたがっていようがいまいが、細かく必死に説明してくれます。 薬に対しても過剰なくらいの説明があります（副作用・昨年の薬の記録など）。質問したら何でも答えてくれます。 怒られるの覚悟で、自分も努力する覚悟で、それでも楽になりたいならお勧めです。絶対に間違いありません。 ただ、病院＝サービス業と認識し、自分の権利ばかりを主張するタイプの方は間違いなく向かないです。 評価ではなく、好き嫌いがはっきり別れるお医者様だと思います。 2009年03月08日