■これまでのあらすじ
息子が産まれてから妻ミサキが冷たくなってしまったことを悩む主人公・ゴロウ。疲れている妻を見て息子のお世話を交代するもすぐに諦め、却って怒らせることもしばしば。そんなある日風邪をひくといつも冷たい妻が心配してくれて、嬉しくなったゴロウは頻繁に「熱があるかも」と言って仮病を使うようになっていきました。元気なのに会社を休み、食欲があるからとひとりでラーメンを食べに出かけるゴロウを見て、妻は同じ親なのに…と不公平さを感じモヤモヤ。後日、いつものように体調不良を訴えるゴロウに、ついに妻の怒りは限界に達したのでした。