導入事例

サントリービバレッジ&フード
株式会社様

買えるお店マップで
「TAG-LIVE! LABEL」(IPラベル缶)の在庫を可視化
問い合わせ削減と購買体験向上を両立

導入の目的 「TAG-LIVE! LABEL」の在庫可視化、問い合わせ対応の削減
業種 清涼飲料水の製造およびマーケティング・販売
導入サービス 買えるお店マップ

POINT

  • 買えるお店マップで自販機の在庫を可視化し、顧客体験の向上と機会損失防止
  • 在庫に関する問い合わせの対応工数を大幅に削減
  • 問い合わせからわずか3〜4ヶ月という圧倒的なスピード感で導入を実現

サントリーホールディングス傘下で清涼飲料水事業を担うサントリービバレッジ&フード株式会社。同社が手がける「TAG-LIVE! LABEL(タグ・ライブ・ラベル)」は、さまざまなコンテンツをデザインしたオリジナルラベル缶を全国の自動販売機を通じて届けるサービスです。全国の自販機網を活用した、エンタメ・推し活市場に向けたまったく新しい販売体験として人気を集める一方、高まる熱狂ゆえに「どこに行けば買えるのか分からない」という問い合わせ対応にかかる工数が大きな課題となっていました。
同社はこれらの課題を解決するため、ONE COMPATHの「買えるお店マップ」を導入。オリジナルラベル缶の在庫状況を可視化する仕組みを構築しました。導入の背景から具体的な効果、今後の展望まで、同事業を牽引するSBFジャパン 戦略企画本部の吉川様にお話を伺いました。

高い人気ゆえに生じた、在庫不明による機会損失と問い合わせ殺到が課題に

「TAG-LIVE! LABEL」事業の概要について教えてください。

「コンテンツの熱狂を全国のファンに届ける」というコンセプトで事業展開しています。従来、IPコンテンツのグッズ販売はポップアップストアなどで、主に都心部中心での展開が多く、全国をカバーすることが難しかったという側面がありました。弊事業では、コンテンツとコラボした様々なオリジナルラベル缶の販売を行っており、弊社が持つ全国にある自販機網を活用することで、エリアを限定せず、地方も含めてリアルに購入できる体験を提供できている点が私たちの強みだと考えています。

「買えるお店マップ」の導入検討にあたり、具体的にどのような課題が発生していたのでしょうか。

TAG-LIVE! LABELでは、1コンテンツあたり約200箇所の自販機を対象に、月間で15〜20のコンテンツとコラボ展開しています。お客様には、SNSで設置場所をご案内するのですが、熱狂度の高いコンテンツは販売開始後すぐに売り切れてしまうことがありました。
ユーザー調査を行ったところ、30分以上かけてわざわざ自販機まで足を運んでくださっているお客様も多くいることが分かりました。そのため「せっかく行ったのに在庫がない」という事態が不満につながっていたのです。
その結果、どこに行けば買えるのか、いつ補充されるのかといったお問い合わせがお客様相談センターに殺到するようになりました。さらに、現場で補充を行うルートセールス担当者や営業拠点にまで直接問い合わせが届くようになり、対応にかかる社内工数が通常業務を圧迫する大きな課題となっていました。

そうした状況の中で「買えるお店マップ」をご導入いただきました。選んでいただけた決め手はどのようなところでしょうか。

以前から設置場所を案内する際は、Googleマップを活用しており、SNSに投稿する際には地図のURLを添付して案内していました。しかし、当時は自販機の設置場所のみマッピングする運用だったため、変動する在庫状況を反映し続けるのは現実的ではありませんでした。
こうした課題を仕組みで解決するため、自社でのシステム開発と外部サービスの導入という両面で検討を進めました。当社としては「一刻も早く現場の課題を解決したい」という温度感が強かったため、開発スピードやコストの観点から外部サービスの活用を決定し、ONE COMPATH社の「買えるお店マップ」を選定しました。
IPの世界は次々と新しいコンテンツが出てくるなど進化が早く、事業自体も急速に拡大している「TAG-LIVE! LABEL」において、スピード感は極めて重要です。
結果的に、プロジェクト開始からわずか3~4ヶ月という短期間でシステムを構築・導入できたことは非常にありがたく、このスピード感は他社では難しかったと感じています。

導入効果はユーザーにもクライアントにも社内にも波及

導入後の反応について、IPを提供しているクライアント様の反応はいかがでしたか。

事前に「買えるお店マップ」の導入を告知していたこともあり、IPクライアント様からの反響は非常に大きかったです。従来は自販機が在庫切れになった際、クライアント様側に直接問い合わせが入ってしまうケースもありましたが、そうした課題を解消できました。
また、在庫状況の可視化によって、地図上のアイコンが「〇在庫あり(青)」から「△在庫わずか(黄)」、「×在庫切れ(グレー)」へと推移していく様子が視覚的に把握できるようになりました。その結果、そのIPの熱狂度を可視化できるという効果も生まれています。

ユーザー(購買者・ファン)の反応はいかがですか。

公開後にSNS等の反応を確認したところ、「すごい」「これは便利」「ある場所がわかるので無駄足がなくなった」など、ポジティブな声が多く見られました。さらにマップを起点に、ファン同士で「ここに行けばまだ残っている」「△(在庫わずか)より〇(在庫あり)の自販機に行った方が確実だよね」といったコミュニケーションが生まれる場面もあり、導入して良かったと感じています。

貴社の社内での反響や業務面での効果はいかがでしょうか。

問い合わせ件数は明らかに減り、対応にかかる社内工数・負担を大幅に削減できました。販売の実売数についてはさまざまな要因が影響するため、買えるお店マップ単体での効果を判断することは難しいですが、機会損失を防ぎ、購買チャンスを創出していると考えています。
従来の自販機サービスでは、売り切れたとしてもルートセールスが順次補充していく仕組みのため、在庫状況に対する困りごとは特に感じておらず、わざわざ在庫を可視化するニーズもありませんでした。一方で、TAG-LIVE! LABELのようにIPを扱うサービスでは、単に飲み物を購入するという以上に「グッズを買う」という意味合いが強くなるため、在庫の有無がカギを握ります。その意味で、買えるお店マップとは非常に相性が良いと感じています。

今後は他プロジェクトやサービス拡張での活用も視野に

今後、「買えるお店マップ」を活用して取り組みたいことなどはありますか。

一つ目は、対象となる自動販売機の拡大です。現時点ですべての自販機をカバーできているわけではありません。これらについても順次改善し、対応範囲を広げていきたいと考えています。
二つ目は、「TAG-LIVE! LABEL」サービス以外への展開です。「TAG-LIVE!」では、ラベル缶に加えて、新たなサービス開発も並行で行っています。弊社の強みを生かした自販機を中心としたサービス展開を予定しており、その際には、「買えるお店マップ」の活用もできると考えています。

現在感じている課題や、今後追加してほしい機能などはありますか。

あえて挙げるなら、地図上の在庫状況と連動した通知機能があると便利だと思います。たとえば、お客様が特定の自販機をお気に入り登録しておき、在庫が補充・再開された際に通知が届くようなイメージです。お客様の利便性が高まるだけでなく、事業者側にとっても製造した商品を無駄なく売り切ること(廃棄防止)につながるため、将来的に実装していただけたら嬉しいですね。

最後に、弊社に対するご要望や期待がありましたらお聞かせください。

まずは、他社では難しいほどのスピード感で迅速に対応していただけたことに大変感謝しています。システムも非常に安定して稼働しており、単なるシステムの導入にとどまらず、当社の個別事情にも丁寧に向き合っていただけた点が非常に助かりました。

貴重なお話をありがとうございました。

買えるお店マップ(旧:取扱い店舗検索サービス)

地図上で各拠点を検索できるようにするパッケージサービスです。拠点に関する情報を含めた丁寧な案内を行うことができます。

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