2024年08月02日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
ドイツ生まれドイツ育ちで、ドイツ語と日本語以外は習っていない息子。フランスやイタリアを旅行した際、英語で話しかけられた際の対応に、ちょっぴり感心させられました!
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで一人息子を育てているぱん田ぱん太です!
皆さんは夏の夏季休暇をどう過ごしていますか? ドイツの子どもたちも日本の子どもたちと同じように約6週間の休暇があるので、わが家も比較的長期の旅行を計画しました!
昨年、2023年の夏季休暇には日本に行ったばかり。
フリッツ君はバイリンガルとはいえドイツ育ちで、ごく普通の幼稚園に通っているので、日本語はドイツ語ほどは上手に話せません。とはいえ、簡単な意思疎通をするには十分に話せるので、日本旅行では特に問題なし。
しかしフランスやイタリアに行くとなると、話は変わってきます。
フランスやイタリアでは、私たちがドイツから来たと分かると、基本的に英語で意思疎通を図ります。フリッツ君に向けても同じように英語で話しかけてくれますが……。
まだ英語がわからないフリッツ君は困惑気味。
しかし、旅行中のある日、レストランでフライドポテトを注文すると、店員さんが「ケチャップ?マヨネーズ?」と英語でフリッツ君に質問してくれたのです。
ドイツ語ではケチャップもマヨネーズもほぼ同じ発音のため、フリッツ君は質問の意味を理解したらしく、さらにフリッツ君が唯一知っているらしい英単語であるイエスとノーを駆使し、自分の意思を伝えることができたのです!
フリッツ君が英語ができないと知っていた店員さんも感心した様子で「分かったわ!」と言ってくれましたが、当然母親の私の感動はその倍以上でした!
もちろん、「マヨネーズノー、ケチャップイエス」は文法的に正しい英語かと言われれば、そうではありません。
しかし私自身、ほとんどドイツ語ができない状態で渡独し、知っている単語を必死に並べ立ててコミュニケーションを取っていた時代を乗りこえて今があるため、それが語学習得の最初の段階であることをよく知っています!
私がベタぼめしたからか、フリッツ君はこの旅行中、積極的に簡単な英語やフランス語・イタリア語であいさつをするようになりました。
せっかくバイリンガルという強みもありますし、これからももっともっと語学に興味を持って、楽しく習得していってほしいです!