2023年08月18日06時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!
9歳の長女、5歳の次女、0歳の三女の母をしております、ぴなぱと申します。
前回、三女出産にあたって旦那が“産後パパ育休制度”を利用したというお話を書きました。
単純に人手が増えるという以外にも旦那が育休を取ってくれて良かったと思う理由があるので、今回はその辺りについて書いていきたいと思います。
まず本題に入る前に、遡ること約9年前…長女が産まれた頃のうちの旦那は、こういう考えの人でした。
当時私も無収入だったので、確かにわが家の家計は全て旦那の収入にかかっていました。
なので旦那が家族のためにと働いてくれていることにはもちろん感謝していました…が。
当時の恨みつらみを書いていたら膨大な量になってしまうので割愛しますが、とにかく彼の中では「外で働くこと・お金を稼ぐこと」が何より重要で大変なことで、家で娘と過ごすだけの私は「楽でいいなぁ」という認識でした。
娘のことは可愛がっていたし休みの日は面倒を見てくれたりもしましたが、少なくとも私にとって旦那は「一緒に育児をしている人」ではありませんでした。
その後いろいろあって、旦那も前ほど家事育児を軽んじることはなくなってきましたが、今から約5年前の次女妊娠中。
実はその時も育休の話が出たには出たんです。
ただ当時はまだ今ほど男性の育休が当たり前ではなかったし、旦那の会社でも前例はなく、制度としてはあっても実際に利用できる雰囲気ではありませんでした。
…というのは半分建前で、単純に私の気持ちとして「長女のとき何もしなかった奴が、育休取ったところで何の役に立つんだよ」と思ってしまい、旦那が育休を取る意義が見出せませんでした。
旦那にしても本気で育休を取ろうと思っていたわけでもなかったので、結局その時は取らずに終わりました。
しかし、次女が産まれてからの旦那は、長女の頃と違い育児に協力的に。
仕事自体は長女が産まれた頃より忙しく、起きている子どもたちに会えるのは休みの日だけという生活でしたが、できる範囲で育児に協力しようとしてくれているのがわかりました。
そして今回の三女出産にあたっての産後パパ育休の取得。
旦那からその話が出たとき、次女出産の時と違い二つ返事で「取ってほしい」と言えたのは、次女が産まれてからのこの5年間、少なからず旦那が育児に関わろうとしてくれていたからだと思います。
そんなこんなで実際に育休を取り、初めてがっつり育児に参加してみた結果。
かつて「楽でいいなぁ」と言っていた生活が「そうでもない」と身をもって感じてくれたようです。
加えて今は上2人のお世話もあるので
その忙しさは想像以上だったようです。
単純なタスクの量で見れば、長女と2人きりだった9年前より、子どもが3人になった今の方がたしかに忙しいです。
だけど一番大変だった時期は?と聞かれたら、間違いなく私は長女が0歳の時期と答えます。
それはひとえに「一緒に育児をしてくれる人」がいなかったから。
それくらい、パートナーが育児の大変さを理解しているかいないかは重要なことだと思います。
育休があけた旦那は、現在はまた休みの日しか子ども達に会えない生活に戻りました。
それでも今は「一緒に育児をしてくれる人」だと思います。
旦那の中での意識はもうとっくに変わっていたのかもしれませんが、「旦那が育児の大変さを理解してくれている」と私が思えるようになったという意味で、産後パパ育休を使ってみてよかったなと思っています。