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離婚でつらいのはいつまで? 苦しみから立ち直る方法

2020年12月27日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト

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離婚原因が何であれ、離婚したという事実に気持ちは沈むものです。

離婚協議中や離婚直後は、さまざまな手続きに忙殺されて自分の気持ちに向き合う暇はないでしょう。そのため、離婚の精神的ダメージは生活が落ち着いた頃、数カ月や半年後と時間差で訪れる人が多いようです。

「離婚直後はすっきりした気持ちだったのに、どうして今になって落ち込むのだろう」

その心の仕組みと対処法についてお話ししましょう。

■離婚前、協議中、離婚後の心の動きを知る
最初に、離婚前と協議中、そして離婚直後の心の動きを解説していきましょう。

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【離婚前】離婚が決定的となり別居するまでの間は、うまくいかなくなっている夫と同じ空間にいるつらさ、息苦しさを感じるでしょう。ケンカになったり、無視したり無視されたりで、精神的に苦しい時期です。

【離婚協議中】離婚協議が始まると慰謝料や条件、子どもがいれば親権や養育費など物理的な問題の解決が求められます。離婚でつらい、苦しいといった感情を条件や金額に表す作業が必要なわけですが、条件が折り合わない、相手にわかってもらえないという面倒くささや怒りも加わってきます。

妻も夫も、一刻も早く協議を終わらせたいというのは同じ気持ちですが、条件や金額に感情が絡んでくるため長引くケースも。心が傷つくことも多い期間ですが、さまざまな手続きで自分の心に向き合う暇がありません。

【離婚直後】離婚直後は、解放されたうれしい気持ちと同時に無力感、空虚感を覚えるでしょう。感じるのは同時ですが、その割合は人によって違います。解放感1割・空虚感9割の人もいれば、その逆の場合もあります。ただし、結婚生活を失うのですから、空虚感が0という人はいません。

実は、解放感と空虚感の割合が、離婚数カ月後のメンタルに大きく影響するようです。解放感の割合が多い人ほどどんどん元気になっていき、空虚感の割合が大きい人ほど3カ月後、半年後と時間差で離婚による気持ちの落ち込みが訪れる人が多い印象です。

■離婚前から準備するセルフメンタルケア

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離婚直後に空虚感が大きい人ほど、その後の気持ちの沈みや落ち込みに苦しむ傾向があります。そのため、どこかのタイミングで、その空虚感を解放感に転換しないといけません。それがうまくできた人ほど3カ月、半年後に訪れる気持ちの落ち込みから逃れられる、もしくは早く復活できます。

しかし、離婚が成立するまでは、その手続きで手一杯だと思います。親権はどうする? 家はどうする? 親をどう説得する? 慰謝料や養育費はいくら? など、協議して決めなければいけないことだらけで、自分の心のケアまで手が回らないでしょう。

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離婚をしてみて自分がどうなるかはわからないものですから、ついつい後回しにしがちですね。そんな中でもできることとして、「執着を捨てる作業」が挙げられます。

実は、離婚後の空虚感、喪失感というのは、家族や大切な人、ペットを失った感情と似ていると言われています。幸せだった結婚生活を失うという意味では同じで、そのために生まれる空虚感、喪失感なのです。

結婚生活に執着している人は、どうして離婚したのだろう、どうして別れなければいけなかったのだろうと過去へしがみついてしまいがちです。そのため、離婚後に解放感より空虚感が上回ってしまいます。しかし、そういった執着や後悔を持っている限り、気持ちは前を向くことはありません。

具体的には、一人で生きていくシミュレーションをしていく作業がおすすめです。夫がいない生活を想像して、仕事を見つける、子どもの預け先を探す、周囲に助けを求めるなどの行動を起こしていきましょう。クヨクヨと考える時間もなくなるくらい、いろいろな予定を詰め込んでいくのがおすすめです。

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過去を捨てていく作業をすることで、結婚生活や夫への執着を捨てることにつながります。自分に非がないのに離婚となってしまった人ほど執着は強い傾向にありますが、意識的にその気持ちを捨てる作業をすることで離婚後の空虚感を解放感に転換できるようになります。

離婚協議中はそういった余裕もないと思います。離婚が成立した後でも遅くはありませんから、過去への執着を捨てる作業を進めてみてください。

■離婚成立からかなりたつのにつらい…どうすれば?

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すでに離婚が成立し、しばらくたつのに気持ちの沈みや落ち込みから逃れられていない人は、空虚感を解放感にうまく転換できなかった人でしょう。そういった気持ちから浮上するには、「人に甘える、頼る」作業が必要です。

この際、少々みっともなくても構わないので、周囲の人に思いっきり甘えて頼りましょう。頼る相手は、まずは家族。それが難しいなら気の置けない友人、そして行政、同僚という順番がおすすめです。

ただし家族の場合、特に両親などは「あなたが離婚なんてするから」「だから結婚に反対したのよ」と、さらに傷つけるようなことを言ってくることもあるでしょう。私はそれでもいいと思います。人は悲しみの底に一旦足がつかないと浮上することはできません。

家族からの容赦ない言葉によって一時的に落ち込むことはあっても、この人は助けてくれない、頼りになるのは自分だけ、自分を救うのは自分しかいないと気づくことができます。それをきっかけに、気持ちも浮上できるでしょう。

友だちに相談する場合は、すべてをひっくるめて受け止めてくれる相手か、どこまで頼っていいか線引きができる相手かを見極めて相談しましょう。そこを間違えてしまうと、頼られた相手が共感しすぎてつらい思いをする場合があるからです。

自分に近しい人の場合は、それまでの関係性があるため、どうしても感情が入ってしまいがちです。それが面倒だと感じる方は、感情抜きの相談ができる「心の相談室」といった行政サービスを利用するのもいいでしょう。また、私のような心理カウンセラーへの相談もいいと思います。

■離婚でつらい…子どもに頼ってもいいの?

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お子さんを連れての離婚の場合、ついつい子どもに甘えたり頼ってしまうこともあるでしょう。しかし、心理カウンセラーの立場から言えば、私はいかなる年齢の子どもでも頼らない方がいいと思います。

特に「あなたのことだけが頼りなの」といったことを言ったり態度に出したりすると、子どもはお母さんから逃れられなくなり、人生の選択肢を狭めたり奪ってしまうことになります。

親子で協力して頑張ろう! と双方が結託しているのならいいのですが、親が一方的に子どもに頼っている場合、子どもは親を置いて家を出づらく留学や進学、就職をあきらめてしまうことも少なくありません。親はそのつもりはなくても「あなただけが頼り」という言葉は、そうやって子どもの将来を決めてしまう力があるのです。

子どもはお母さんのことが大好きですから、言葉や態度に出さなくてもつらい気持ちはわかりますし気をつかいます。それならお母さんは、つらいけれど頑張っている姿を見せた方がいいと思います。そんなお母さんを見ることで、どんな状況でも人は頑張れることを学ぶでしょう。

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本来、子どもは親に頼るものです。自分がつらい状況でも「何かあったらいつでも言ってね」と意識的に子どもに頼らせてあげる言葉かけが大切です。子どもは「お母さん、無理しているな」と気づいたとしても、どんな状況でも愛してくれた、自分のことを思って言ってくれたと心に残ります。

離婚で落ち込む気持ちを引きずっていて、ついつい一番身近な子どもに頼りたい気持ちもわかりますが、これ以上負担をかけない意味でも甘えたり頼ったりするのはほかの大人に対してだけという強い自制が求められます。

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