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2019年度のCOPD認知度は27.8%- COPD認知度把握調査の調査結果を発表 -

2019年12月26日15時00分 / 提供:valuepress

慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する正しい知識の普及を通じて国民の健康増進に寄与することを目的として活動する、一般社団法人GOLD日本委員会(所在地:東京都新宿区新宿2-12-8、代表理事:長瀬 隆英・東京大学大学院医学系研究科呼吸器内科学 教授)は、2019年12月に、20代以上の男女10,000人を対象にインターネットによるCOPD認知度把握調査を実施しました。厚生労働省が2012年に公表した「21世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21〈第二次〉)」で、COPDの認知度を2011年の25%から2022年度までに80%へ向上することを目標に掲げ、国を挙げてCOPDの認知度向上に取り組む方針を示していますが、この25%という値はGOLD日本委員会の認知度把握調査結果から採用されています。

■2019年度のCOPD認知度は27.8%、昨年度からほぼ横ばい。

今回の調査の結果、COPDについて「どんな病気かよく知っている」「名前は聞いたことがある」と答えた人の割合はそれぞれ10.8%(1,080/10,000人)、17.0%(1,704/10,000人)で、この2つを合わせたCOPDの認知度は27.8%となりました。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg0NyMyMzM2ODAjNjQ4NDdfR1FWVEtZRkpNby5wbmc.png ]
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■COPDの症状が出始める50歳代、60歳代以上の認知度が下降

年代別COPD認知度の推移をみると、20歳代が31.6%と上昇しているものの、50歳代は26.7%、60歳代以上は24.1%と前年と比べ下降する結果となりました。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg0NyMyMzM2ODAjNjQ4NDdfeU1OSnNBdUlmZy5wbmc.png ]
■肺気腫、慢性気管支炎の認知度は60%以上

慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎のうち聞いたことがある病気を聞いたところ、肺気腫は6,566人(65.7%)、慢性気管支炎は6,003人(60.0%)で認知率は高く、一方、COPDの慢性閉塞性肺疾患は2,435人(24.4%)で、肺気腫の1/3程度の認知率でした。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg0NyMyMzM2ODAjNjQ4NDdfYXBjU25zcGdiWC5wbmc.png ]
【まとめ】

COPDの認知度は2013年の30.5%をピークに下降に転じ、2016年には25.0%まで低下しました。その後は25%~30%の間で推移しています。COPDは喫煙等の刺激による肺の慢性的な炎症反応を基本病態とする呼吸器疾患です。日本人男性の死亡原因の第8位(2017年)となっているこの疾患は、重症化すると患者の日常生活に著しい障害をもたらします。できるだけ早期に発見して重症化を防ぐ治療を始めることが重要であると言われていますが、早期診断は進んでいません。この背景には、COPDに対する社会的な認知度が低いことが問題とされています。しかし、同じ「たばこに関連する呼吸器疾患」である肺気腫や慢性気管支炎の認知は高いことから、病名としてのCOPD認識のギャップが大きいことが、あらためて浮き彫りになりました。

【調査概要】

調査目的 :COPDの認知度を把握するため

調査対象 :性(男・女)、年代(20代・30代・40代・50代・60歳以上)別に1,000人ずつを均等ランダム抽出した10,000人

調査期間 :2019年12月2日(月)~2019年12月4日(水)

調査方法 :インターネットによるランダム調査

【一般社団法人GOLD日本委員会について】

本社:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-8・8F

代表者:代表理事 長瀬 隆英

一般社団法人GOLD日本委員会は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する正しい知識の普及を通じて国民の健康増進に寄与することを目的に、順天堂大学名誉教授 福地義之助らが中心となって、2012年10月9日に設立されました。日本でのGOLDの活動は、2001年のGOLDの最初のガイドライン(COPDの予防、診断、治療に関するWorkshop Report)の発表を受けて2002年にスタートし、2004年に「世界COPDデー推進日本委員会」、2007年に「GOLD日本委員会」を組織してCOPDの啓発活動に取り組んできました。2012年、厚生労働省が、「21世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21[第二次])」でCOPDの認知度向上(平成34年度までに国民の認知度を80%にすること)を目標として掲げ、国を挙げてCOPDの認知率向上に取り組む方針を示したことを受け、より公的な団体として活動の幅を広げるため、一般社団法人GOLD日本委員会として再スタートしました。一般社団法人GOLD日本委員会の詳細についてはホームページをご参照ください。 http://www.gold-jac.jp/

【GOLDについて】

GOLD (the Global initiative for chronic Obstructive Lung Disease: “慢性閉塞性肺疾患に対するグローバル・イニシアティブ”)は、世界保健機関(WHO: World Health Organization)と、米国心臓、肺、血液研究所(NHLBI: National Heart, Lung, and Blood Institute)の共同プロジェクトに、世界中の医療専門家が協力する形で始まった世界的な活動です。COPDが健康上の、また社会経済的問題として世界に多大な影響を及ぼし、さらに増大していくことを懸念して始動しました。GOLDは、医療従事者および社会一般を対象に、「①COPDについての認識・理解を高めること」、「②COPDの診断・管理・予防の方法を向上させること」、「③COPDに関する研究を促進させること」の3つを目的として活動しています。2002年から、毎年11月第三の水曜日を「世界COPDデー」と定め、全世界でCOPDの啓発活動を行うよう呼びかけています。

GOLDの詳細についてはホームページをご参照ください。: http://goldcopd.org/

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