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4年に1度流行るオリンピック肺炎とは?

2024年08月28日13時00分 / 提供:Digital PR Platform

4年に1度流行るオリンピック肺炎とは?

◆ポイント◆
・マイコプラズマ肺炎が流行中!
・5~25歳で発症しやすい!
・手洗いうがいを徹底し、しっかり予防!

◆マイコプラズマ肺炎(通称オリンピック肺炎)が増加中!
パリオリンピック&パラリンピックの興奮がまだ続いている中、マイコプラズマ肺炎が流行の兆しを見せています。オリンピックとマイコプラズマ肺炎、一体どのような関係があるのでしょうか?マイコプラズマ肺炎の流行は4年周期で起こっており、そのため「オリンピック肺炎」とも呼ばれていました。近年その傾向は崩れていましたが、パリオリンピック&パラリンピックが開催された今年、感染が急拡大しています。マイコプラズマ肺炎を単なる風邪と勘違いしてしまうと、結果として大変なことになるかもしれません。そこで今回は、このマイコプラズマ肺炎について詳しく見ていきましょう。

◆マイコプラズマ肺炎ってなに?
一般的な風邪とマイコプラズマ肺炎の特徴を表にまとめました。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2698/93914/400_224_2024082709561166cd242b0db54.jpg

マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ・ニューモニエという細菌が原因の病気です。初期症状として発熱や倦怠感、頭痛などが現れ、発症後3~5日で咳の症状が出るようになります。咳は次第に強くなり、解熱後も3~4週間続きます。また、中耳炎や髄膜炎などの合併症にも注意が必要です。
一般的に若年者(5~25歳)が発症しやすいと言われていますので、若いからと言って油断せず、自己管理に注意しましょう。

◆どんな薬が使われるの?
マイコプラズマ肺炎は細菌感染が原因であるため抗菌薬が主に処方されます。併用して、痰を出しやすくする薬(L-カルボシステイン・アンブロキソール塩酸塩)や咳を抑える薬(コデインリン酸塩水和物・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物)などが処方されることもあります。
抗菌薬が処方された場合は症状が治ったと思って自己判断で服薬をやめてはいけません。途中でやめてしまうと、生き延びた菌が再び増殖し、治療が難しくなる可能性があります。お医者さんに指示された日まで服薬するようにしましょう。

◆予防方法は?
マイコプラズマ肺炎はインフルエンザなどとは違い、ワクチンなどの専用の予防方法はありません。
マイコプラズマ肺炎の感染経路として飛沫感染と接触感染が挙げられます。予防方法は一般的な風邪と同じです。流行している今の時期は特に手洗い、うがいなどの基本的な感染症予防方法を徹底しましょう!もし感染してしまった場合は咳エチケットなど、周りの人たちへの気遣いも大切にしたいですね。

マイコプラズマ肺炎は…
・マイコプラズマ・ニューモニエという細菌が原因!
・熱が下がった後も長期間続く咳が特徴!
・中耳炎などの合併症に要注意!
・抗菌薬は指示された日まで服薬する!
・手洗い、うがいを徹底して感染予防!

◆最後に
今回は現在流行中のマイコプラズマ肺炎について解説しました。夏の終わりも見えてきて、本格的な風邪シーズンも近づいてきています。手洗い、うがいをしっかりとして、健康な毎日を目指していきましょう。今後も皆様が健康に過ごせる社会を実現するために、大正製薬は様々な情報発信を進めてまいります。

大正健康ナビではさらに詳しい情報についても記載していますので、ぜひご覧ください。
大正健康ナビ:https://www.taisho-kenko.com/disease/633/

本件に関するお問合わせ先
大正製薬株式会社 メディア推進部 03-3985-1153
白鞘 敬文 t-shirasaya@taisho.co.jp
梶田 寛文 h-kajita@taisho.co.jp

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