2024年05月27日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
【本件のポイント】
●神奈川県内にある大学の学校推薦型選抜入試等を受ける際に提出する推薦書のフォーマットを統一化した「全国大学推薦書標準様式」を今年度から導入する。
●関東・甲信越地区の高校98校へのアンケート、学校長へのヒアリングなど現場の声を基に作成。
●導入の背景として、大学ごとに推薦書のフォーマットが異なっていたが、統一化することに加え従来の手書きからPCなどのデータ入力を採用することで作成時間の短縮など教員の負担軽減が狙い。
●依然、高校教員の長時間労働が常態化している中、教育現場からの要望に応える形で神奈川県の大学を皮切りに将来的には全国の大学で本推薦書の利用を推進し、全国の教員の業務負担減を図る。
【概要】
<参加大学(50音順)> 2025年度入試より導入(13校)
桜美林大、神奈川大、神奈川工科大、鎌倉女子大、関東学院大、産業能率大、湘南工科大、
田園調布学園大、桐蔭横浜大、東京工芸大、東洋英和女学院大、横浜商科大、横浜薬科大
<経過>
神奈川県内の大学が参加している神奈川県大学入試広報連絡会で検討され、加盟大学の推薦書様式の分析、
関東・甲信越エリアの高校へのヒアリング調査、神奈川県立学校長会議進路指導研究会と神奈川県私立大学連絡協議会・研究協議会との研究協議会のテーマの一つとして、学校長から意見聴取を行い、推薦書の様式を決定した。
<神奈川県教育委員会より>
「校長からも課題として意見が出された経緯があった。記述項目、分量ともに意見はなく、賛成であり、ありがたい。また、データ入力が可能であればさらに助かる。できるだけ多くの大学に参加してほしい。」
<高校へのアンケート回答結果>
「関東、関西でも異なっているため担任は大変。高校教員の働き方改革の一助になる」
「WordやExcelのデータ入力にしてほしい。修正が簡単になり、負担が減る」
「若手の先生が推薦書作成時に、フォーマットがバラバラだとミスの原因になるので統一してほしい」
「夏休みを削って作成しているため、簡略化は非常に助かる」
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川大学入試事務部入試課
TEL:045-481-5857
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/