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フリーランス、物価高で経費が増加する一方で収入も増加

2025年12月02日10時00分 / 提供:Digital PR Platform

~物価高でも“実質賃金上昇”の実態を確定申告アプリ「タックスナップ」が調査~

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確定申告アプリ「タックスナップ」を利用しているフリーランス※670名を対象に、2023年、2024年の収入と経費の変化を明らかにする調査を実施しました。
その結果、多くのフリーランスが、物価高の影響で経費が増加しているにもかかわらず、収入の伸びが経費増を上回り、物価の影響を考慮した賃金の実質的な購買力を示す「実質賃金」が上昇している実態が明らかになりました。
物価高という状況下でも、自身で工夫しながら収入を上げていくフリーランス特有の働き方が、実質賃金上昇につながっている可能性が示唆されます。

※2023年度、2024年度の両年度でタックスナップを利用して確定申告を行ったフリーランス (事業所得もしくは雑所得のある方。一部副業フリーランスを含む。)

■調査背景

物価高がいまだ継続しており、日本全体の重要課題となっています。
高市内閣でも「国民が直面している物価高への対応」を最優先課題として掲げ※1、ガソリンの暫定税率廃止や重点支援地方交付金の拡充を行う姿勢を示しています。

家計に目を向けると、会社員世帯では支出額が増える一方で給与の伸びが追い付かず、物価高が生活を圧迫する深刻な状況が続いています。※2
また、働き方の多様化が進み、フリーランス人口はこの10年で約40%増加したというデータもあります。※3
物価高が続く今、会社員とは異なり「自分で収入をつくる」フリーランスが、どのような影響を受けているのかを明らかにすることが本調査の目的です。

※1 令和7年10月21日高市内閣総理大臣記者会見より
※2 厚生労働省 毎月勤労統計調査 2025(令和7)年9月分結果速報等より
※3 出典:ランサーズ株式会社「フリーランス実態調査2024年」https://www.lancers.jp/research_news/2024

■経費は29万円増、「仕入高・消耗品費」など必要経費が軒並み上昇

2021年以降、物価高が続き、エネルギーや原材料の価格上昇が家計や事業環境に影響を与えています。
こうした状況がフリーランスにどんな影響を与えているかを明らかにするため、確定申告アプリ「タックスナップ」で、2023、2024年度に連続して確定申告を行ったフリーランス670名のデータをもとに、経費と収入の実態を調査しました。

タックスナップユーザー全体の職種は、一人親方やドライバー、フードデリバリー、物販・せどりなどの職業が多く、初めて確定申告を行う初心者層にも広く利用されています。

調査の結果、フリーランスの年間経費は中央値で29万円増加していました。
※金額が大きく偏る事例の影響を避けるため、より実態に近い傾向を示す「中央値」を採用。

職種別に見ると、経費の増加額が大きい順に美容・ファッション系(約70万円)、宿泊・飲食サービス系(約46万円)、職人・技能者系(約46万円)となり、これらの業種で特に経費の増加が見られました。

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勘定科目ごとの増加を確認すると、美容・ファッション系では「消耗品費」、宿泊・飲食サービス系では「仕入高」、職人・技能者系では「接待交際費」「仕入高」の勘定科目の増加が多く、仕事を続けるための必要経費が軒並み上昇していることが分かります。

インタビューから得られたユーザーの声では、「商品の仕入の際、小銭入れが1,000円から1,700円に値上げしていたこともあった」(せどり業)「ガソリン代の負担が大きく、配達範囲を狭めて対応している」(フードデリバリー)「輸入楽譜が今まで8,000〜9,000円程度円だったところ1万円超えが当たり前になった」(オペラ歌手) など、日々の仕事の中で物価高の実感があり、経費として積み重なっている様子がうかがえます。

■収入は87万円増、フリーランスは「働き方の工夫」で物価高でも収入増

フリーランスは「自分で調整して収入を増やすことができる働き方」により、収入を増やしている傾向が見られます。

フリーランスの年間収入は、中央値で87万円増加しました。
※金額が大きく偏る事例の影響を避けるため、より実態に近い傾向を示す「中央値」を採用。

職種別に見ると、収入の増加額が大きい順に、物流・運送、卸売・小売系で約134万円、美容・ファッション系で約113万円、クリエイター・インフルエンサー系で約105万円となり、幅広い職種で収入の大きな増加が確認できました。

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フリーランスでの収入の増やし方について、実際に収入が増えたタックスナップのユーザーのインタビューから大きく三つの方法が見えてきました。

① 新しくできる仕事の種類や時間を増やす
ハウスクリーニング業を行うユーザーは、本業に加えてSEO記事のライティングなど別の仕事を組み合わせることで、新しい仕事を増やしていました。

② 顧客を増やす
チアダンスインストラクターであるユーザーは、InstagramやYouTubeで自分の魅力を発信することで受講希望者を増やすマーケティング活動をしていました。

③ 1件の仕事あたりの単価を上げる
フードデリバリーであるユーザーは、単価の高い案件を受けるために複数のフードデリバリーアプリを同時に稼働させたり、報酬が上がりやすい夜間や天候の悪い日に稼働を集中させるなど、需要の波を読みながら単価を最大化していました。

このように、フリーランスは環境の変化に合わせて働き方を変え、「収入を上げるのは自分次第」という柔軟な働き方をしている様子がうかがえます。

■フリーランスの実質賃金は上昇傾向だが、70.7%が「確定申告にストレスを感じている」と回答

物価高によって経費が増えるなかでも、フリーランスは自分で調整して収入を増やすことができる働き方の特性を生かし、対応している様子がうかがえます。その結果、フリーランスは、経費の増加よりも収入の増加が上回り、物価の影響を考慮した賃金の実質的な購買力を示す実質賃金が上昇しました。
一方、その自助努力を困難にしているのが「確定申告」の負担です。
フリーランスの70.7%が「納税や確定申告にストレスを感じている」というデータがあります。
(出典:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.「確定申告に関する実態調査」https://kyodonewsprwire.jp/release/202203088337


タックスナップ以外の方法で確定申告をした経験のあるユーザーが、かつて確定申告にストレスを感じていた声としては、次のようなものがありました。

「勘定科目が分からず、どこまで経費にできるか判断できないうえ、分からない言葉を調べるのに時間がかかり、とても負担に感じていました」(チアダンスインストラクター)
「以前使っていた会計ソフトでは手入力の手間やミスが発生しやすく、非常に時間がかかっていました。」(バックオフィス業)

こうした状況に対し、タックスナップは同じ職種のユーザーデータや今までの仕分けデータを活用することで1,000件の経費処理が3秒ででき、スマートフォンだけで簡単に仕分け、確定申告書類の作成、提出まで迷うことなく完了するアプリを個人で働くユーザー向けに提供しています。

ユーザーの声では、「実働時間が増えて収入が上がりました」(フードデリバリー)、「新年度の仕事の準備に、十分な時間を使えるようになりました」(チアダンスインストラクター)「休みの日に映画やライブに時間を使えるようになりました」(せどり業)「休みを休みとしてとれるようになりました」(バックオフィス業)など、仕事や暮らしが前向きに変化したことがわかりました。

タックスナップは、確定申告の煩雑さを取り除くことで、こうしたポジティブな変化を後押ししながら、フリーランスをはじめ個人で活躍する方々を支える「インフラ」として今後も進化を続けていきます。

■タックスナップとは

タックスナップは、「頑張らなくていい確定申告」をかなえる、個人事業主・副業向けのスマホアプリです。日々の仕分けから申告書の作成・提出まで、確定申告に必要な作業をスマホアプリひとつで完結できます。2025年3月2日時点では、AppStoreの会計アプリで1位(ファイナンス全体28位)を獲得しました。

最大の特長は、1,000件の経費処理が3秒で完了する「丸投げ仕分け」です。金融機関をアプリに紐づければ、「支出」が経費かプライベートか、どの勘定科目が適しているのかを高精度で判定し、確定申告の準備にかかる時間とストレスを大きく減らします。

また、税理士監修の「税務調査リスクチェック」機能で、入力内容や仕訳データをもとに、同じ職種の傾向と比較しながら税務調査リスクを判定します。提出前の不安を取り除き、安心して確定申告ができるようサポートする機能を搭載しています。

●サービスページ: https://taxnap.com/

■分析概要

分析名:フリーランスの収入・経費変化に関する実態分析
分析主体:株式会社タックスナップ
分析対象:2023年度・2024年度の両年度でタックスナップを利用して確定申告を行ったフリーランス※ 670名
※事業所得もしくは雑所得のある方。一部副業フリーランスを含む。

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■会社概要

株式会社タックスナップは、確定申告アプリ「タックスナップ」を運営する企業です。個人事業主・副業など、個人で働く方々の可能性を最大限に引き出せるよう、確定申告をはじめとする負担の軽減に取り組んでいます。
今後も確定申告にとどまらず、個人で働く方々が本業により集中できる環境づくりを目指し、対応領域の拡充と機能改善を進めてまいります。

企業名:株式会社タックスナップ
代表取締役:田中 雄太
設立:2022年11月11日
所在地: 東京都杉並区荻窪5-12-2
URL:https://taxnap.co.jp/
問い合わせ:info@taxnap.co.jp

本件に関するお問合わせ先
info@taxnap.co.jp

関連リンク
タックスナップ|頑張らなくていい確定申告アプリ
https://taxnap.com/
株式会社会社タックスナップ
https://taxnap.co.jp/

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