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テイクアウトの容器を捨てる罪悪感とサヨナラ!プラスチックごみゼロへ 地域でシェアするお弁当箱「リパコ」参加店舗拡充

2024年09月30日15時15分 / 提供:PR TIMES

2024年10月~12月 <滋賀県大津市内9店舗>

一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県は、地域の人々が身近なところからプラスチックごみを減らすことができる取り組みとして、テイクアウト弁当を購入する人が地域共通リユース容器「リパコ」をシェアできるサービスの社会実験の参加店舗を9店舗に拡充させ実施します。テイクアウト弁当は使い捨てプラスチック容器を用いられることが多く、独自に行った事前調査では7割以上の人が、「使い捨て容器を捨てるときに罪悪感を感じたことがある」と回答しています。リパコを使用することで毎日の昼食時に出ていた使い捨て容器のごみが削減され(1回の利用でプラスチックごみが約25g、CO2を約132g削減することができます)、合わせてプラスチックごみ問題の理解を促進するとともに、持続可能なサービス提供方法について探ります。
この社会実験は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

[画像1: https://prtimes.jp/i/77920/2926/resize/d77920-2926-e3776de63fab34f2099b-0.jpg ]

世界中の海に存在するプラスチックごみは2050年までに魚の重量を超えると言われるほど、海洋プラスチックごみ問題は深刻さを増しています。また事前の調査では、琵琶湖の湖底ごみのうち74.5%がプラスチックごみだという結果(体積比・滋賀令和元年度6月調査)があり、アンケートでは一般回答者197人のうち76.6%の人が「使い捨て容器を捨てるときに罪悪感を感じたことがある」と回答。容器包装ごみを問題だと感じている人が多いことが分かりました。

こうした課題をうけて、一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県は、循環型の地域づくりをめざす「しがローカルSDGs研究会」と協働で2023年にリユース容器シェアリングサービス「リパコ」の実証実験を大津市内3店舗で実施。常連客の一部がリパコを継続購入するなど2か月間で計242回の利用があり、「容器包装ごみを削減できて良かった」「環境を考えるお店を応援できた」など概ね理解促進に繋がったと思われるアンケート結果を得ることができました。
一方で、小規模の3店舗のみの実証実験ということで、地域共通リユース容器という性質を活かしきれていない状況もあり、今回、大津市内の9店舗に拡大して実施します。リユース容器「リパコ」の参加店舗が増え、その店舗を応援する利用者が増えることが、プラスチック容器を減らし、利用者にプラスチック問題への取り組みの一歩にしてもらうことを目指します。
▼2023年2月1日~3月31日実施 実証実験の結果と検証
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001568.000077920.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/77920/2926/resize/d77920-2926-d82468483e7f327f2c29-1.jpg ]

<実証実験 実施概要>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/77920/table/2926_1_32ca22bc6f3af146e575c876d8ae0af1.jpg ]

<リユース容器リパコ 概要>
・使用する容器:HAKOYA ひのきのぷら 一段ランチ ※電子レンジ、食器洗浄乾燥機 可
・サイズ: 187×119×50mm(容量 0.8L)
・耐熱温度:-20℃~140℃ 電子レンジ、食器洗浄機対応
・製作個数:180個 (※2023年の制作個数120個) 合計 300個
・ロゴマーク:循環、びわ湖、滋賀県鳥カイツブリ、びわ湖大花火大会等を表現
「リパコ」は、繰り返すという意味の「RE」と「箱」を掛けたもので、サービスと容器の名称です。容器はヒノキの木粉が含まれるバイオプラスチック製品で、洗って繰り返し使うことができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77920/2926/resize/d77920-2926-740c53123fa48a51d8b8-2.jpg ]

<ウェブページ>
https://www.repaco.org/

<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin滋賀県
URL:https://shiga.uminohi.jp/
活動内容:「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海洋ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/77920/2926/resize/d77920-2926-8a907874d1aa2d79947b-3.png ]

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
[画像5: https://prtimes.jp/i/77920/2926/resize/d77920-2926-01afafd269a2dc94de4a-4.png ]

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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