後期高齢者(75歳以上)人口が増加するなか、「地方の人口減少」「都市部のスーパーの大型化、郊外化」に伴う小規模食料品店の撤退などにより食料品アクセス困難者(買い物弱者)は全国で約825万人(2015年、農林水産省推計)。今後、買い物弱者は地方より大都市で増えることが予測されています。花王株式会社「生活者研究センター」(※1)では、高齢者が自立生活を継続する上で大事な要素でもある買い物に着目し、首都圏の自立生活を送っている70~80代の高齢女性(レポートでは「シニア女性」と表記)に実施した調査結果について発表しました。