2024年04月24日18時15分 / 提供:PR TIMES
◆ 既存2施設の老朽化に伴う統廃合で処理能力230トン/日の可燃廃棄物処理施設を新設、4月から本稼働開始
◆ 鹿嶋市と神栖市の可燃廃棄物を一元的に焼却処理し、エネルギー回収を行う廃棄物処理施設
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三菱重工グループの三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社(MHIEC、社長:野口 能弘、本社:横浜市西区)は、茨城県の鹿島地方事務組合(構成自治体:鹿嶋市・神栖市、管理者:神栖市長・石田 進氏)から2020年に受注した可燃廃棄物処理施設「鹿島共同可燃ごみクリーンセンター」(神栖市)の建設工事をこのほど完工しました。同センターは4月1日から本稼働を開始しています。
同センターは、これまで鹿嶋市と神栖市にそれぞれ設置されていた可燃廃棄物処理施設の老朽化に伴う統廃合により新設されたものです。処理能力115トン/日のストーカ式焼却炉※2基および発電設備を備えるエネルギー回収型廃棄物処理施設で、同センターの稼働により、2市の可燃廃棄物を一元的に焼却処理してエネルギー回収を行うことが可能となります。
三菱重工の環境装置分野における技術開発力と豊富な廃棄物処理施設の建設・運営ノウハウを2008年に継承したMHIECは、建設から運営に至るまでの総合的なソリューション提案力を強みとしています。今後も、豊富な実績をベースにした廃棄物処理施設の新設はもちろん、廃棄物からの高効率なエネルギー回収や既存施設の省エネ化、AIやIoTを活用した遠隔監視・自動運転支援による焼却炉の高度化、L.C.C.(ライフサイクルコスト)低減に向けた提案を積極的に推進し、国内外での受注拡大を図るとともにカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
※ 耐熱金属の角材を並べた床の上で、廃棄物などの焼却対象物を突き上げることで移動させながら燃焼させる炉で、一般廃棄物焼却炉の主流です。
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■三菱重工業株式会社
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